R-18小説

はじめに

ようこそいらっしゃいませ。この店は、日々怪獣娼館で肉体的にも多忙な日々を過ごしている怪獣達に向けて、マッサージやエステを行う専門店でございます。 当店では働く彼らの為に、普段のストレスや疲れを解消するための施術、あるいは嫌なことを忘れるよう...

Libidemic(前編)

簡易照明だけが点いた仄暗い室内の中、寝台の近くで妖しく灯る青光の下で不規則に響く水音と荒い吐息だけが聞こえる。 その光源は寝台の端に座ったレザーバックの股ぐらに顔を埋めたオオタチの長い舌から灯されており、それが絡みついている対象はレザーバッ...

波打ち際の催眠淫戯 End

「んー? とうとう本気で俺らに抱かれたくなったかなぁ、ガメラちゃん?ならばおねだりしてみろよ。俺らにハッキリと判るようにな」 意地の悪い笑みと共に放たれた言葉に一瞬思考が停止するも、すぐに脳裏に浮かんだ言葉を反芻してしまい再び顔が赤くなる。...

波打ち際の催眠淫戯

「プライベートビーチへのご案内?」 時刻は茜色の空の下、蜩の鳴き声がこだまする頃。ガメラが夕餉の支度をする中、息を弾ませながら買い物から帰ってきたトトに手渡された手紙にはそのような事が書かれていた。 まさか怪しい案内ではないだろうか。ガメラ...

反魂淫落カウントダウン 後編

「んっ……ふ、ぁ……っ」 場所は変わり、朽ちた教会の小さな個室。メカゴジラが部屋から姿を消してから、どれくらい時間が経っただろうか。 あれからずっと、ゴジラは肩を覆っているケープ以外に何も身に着けていないままにベッドの上で横になっていた。し...

反魂淫落カウントダウン 前編

満天の星と円い蒼月が照らす中頻りに鳴り響く漣の音が眠気を誘ったが、それを被りを振る事で何とか打ち消し、落ちつつある両瞼を無理やりにでも開けた。 もうすぐ孵化の時を迎えようとする大きな卵。古来からの宿敵・偽りの王と牙を交え打ち破った時、モスラ...

おまけ・ふたりの泡沫劣情妄想

※時間はエピローグより少し遡り、もしギドラの唐突な介入がなくナ・キカかラドンのどちらかが淫魔ビキニ姿のゴジラと睦み合った場合のIf妄想小話。 ナ・キカの場合 ラドンの場合 深みを泳ぐ者は淫魔の夢を見るか? 王よ、私を卑劣な人間達の罠から助け...

エピローグ

場所は変わって何処かの人知れぬ小さな孤島。そこでは満点に輝く星の下、ぱちぱちと音を立てて燃える小さな焚火を囲んで2人の男女が何やら話し合っていた。 「ねぇ、いい加減機嫌直したら?」 「…………」 「もう、仕方ないんだから。いくらなんでもそん...

悪者怪獣たちの凶悪搾精!(ゴジラ編)

「よう、目は覚めたか? 怪獣王さんよ」 腕が、背びれがジクジクと痛い。先程ドリルと鎌で徹底的に斬られたせいだ。 仰向けに倒れた自分に掛けられた忌まわしきサイボーグ怪獣の声と、下腹部にまとわりつく甘い違和感に目を覚ました。視線を下に向ければ、...

偽りの王のキケンな悪魔祓い

「それで…どういうつもりで儂にこんなものを献上すると言うのかね? ラドン」 「や、やーねぇ、最近暑くなってきたし所謂クールビズって奴ですよ陛下。そのケープを羽織ったままならバレないと思いますわ」 他タイタンが無駄な争いをしないか見張るべく自...