おまけ・ふたりの泡沫劣情妄想

※時間はエピローグより少し遡り、もしギドラの唐突な介入がなくナ・キカかラドンのどちらかが淫魔ビキニ姿のゴジラと睦み合った場合のIf妄想小話。

 

ナ・キカの場合 ラドンの場合

 

 

 

 

 

 

深みを泳ぐ者は淫魔の夢を見るか?

 

王よ、私を卑劣な人間達の罠から助けた時から貴男を好きになってしまったのです。え?他の皆は集まっていないのかって? そんな事はどうでもいいじゃないですか。それに王だって、わざわざ恥ずかしいのを我慢して私のとっておきを着て此処に訪れてくれるなんて、このナ・キカ心の底からとても嬉しいです。
さて王よ、私だけの王よ、細かい詮索や理屈はいいから、これから私とたっぷり愛し合うのです!

ああ、なんて逞しい腕なのでしょう。この腕で貴男はあの硬い毒網を破って私を救い出し、そのまま臆することなく憎き人間を制裁しに行ってくれたのですね。あら、ごめんなさい。私めがちょっとした思い出話に夢中になってる内に脇を掠めただけで少し声を上げるだなんて、誠に可愛い御方なのです。ふふっ。

次はその鍛え上げられた腹筋に触手を這わせてみるのです。六つに別れてひとつひとつ柔らかそうだと思ったけれど、ここも案外岩のように硬いのですね。おやおや、さっきより艶めかしい声が聞こえてくるのです。先端でなぞっただけでもぷるぷる震えて、何だか面白いですね。

お次は胸に這わせるのです。ん?何でしょうか?何か尖ったものに触れてしまったような気がするのですが、まぁ気のせいですね。それよりも王の胸板の感触を楽しむのです。
あれれ、水着を避けるはずが今度は何やら可愛らしい果実に触れてしまいました。ちょっと強く押してみると、またさっきみたいに甘い声を上げてくれるのです。これは良いものを見つけちゃったのです。それなら、この自慢の吸盤で吸ってやるのです。
う~む、とても美味!まるで採れたての新鮮な果実のような味がするのです。でもちょっと物足りない気もするのでもっと欲しいのです。という訳で、私の口で直接甘噛みして、時に舌の上で転がしながら堪能してあげるのです。それからゆっくり噛んであげるとどんどん固くなっていって思わず楽しい気分になっちゃうのです。それにしても何だか私、赤ちゃんになってしまったみたいですね。だけど私に授乳させている相手は雄なので、当然母乳なんて出ないのですが。

その間に余った触手で王の逞しい内腿を愛撫してみるのです。わぁ、何て柔らかいのでしょうか!? 案の定凄く引き締まっていますね。…あ、いけない。思わず力が入って王の内腿を強く締め付けてしまったのです。そのせいで王が痛そうな顔を浮かべているのです。申し訳ありません、代わりに私が癒してあげますから許して欲しいのです。

まずは足の指に触手を伸ばし、一本ずつ隙間にじっくり這わせてあげたり、足の裏を吸盤を使って丁寧に揉み解したりしてマッサージをしてあげるのです。するとどうでしょう。先程まで苦しそうだった表情が嘘のように和らいでいくではありませんか。これで王はもう大丈夫な筈なのです。
そして最後に太股の内側をゆっくりと優しく吸盤で吸い上げると、王はまたしてもきわどい快感に耐えきれず、喘ぎ声を出してしまうのです。でも安心してください。今度こそ私は加減を忘れずにいるのですよ?だから思う存分快楽に身を任せるといいのです。

おや、何やら王の股ぐらを覆っている布が苦しそうに腫れ上がってるみたいなのです。きっとさっきのマッサージのせいでしょう。こんなにも張り詰めていたら辛くて堪らないと思うのです。ここは私が解放させてあげるのです。

まあ、何ともご立派!こんな肉の名刀を狭い中で隠していたなんて、本当に王は何時見ても素敵過ぎるのです。
でも今はこの素晴らしい逸物を気持ち良くさせる方が先決なのです。まずはこの先端を触手で軽く摘まんで、それから根元もきっちり押さえつけて逃げられないようにしてあげるのです。
ふふっ、これで王の剛直は私の思うがまま。苦しくないですか?でもまだまだこんなもので満足されてもらっては困るのです。これからが本番なのですから。

では、いきますよ。最初はゆっくりと上下に扱き上げて、段々速くしていくのです。ほーら、だんだん早くなっていくのを感じませんか?この調子で続けると、いずれ限界を迎えて弾けちゃうかもしれません。
何とも可愛らしい声を上げていますけど、今度は触手を二本使って扱いてみるのです。あらあら、さっきより苦しそうにしているのです。でも王たる者、これくらいの責苦は耐えられるはずです。

声が上がってきてますけど、そろそろ我慢の限界が近いのではないのでしょうか。このまま一気に追い詰めて、たっぷりと熱くて濃い精液を吐き出すのです。さぁ、私が最後まで貴男を見守っていますから、思う存分出していいのですよ。
……んん? 何やら後ろも震えてきてますね? 戯れに蕾にも触手を這わせてるのですけど、どうやらここも弄ってほしいようですね。
それなら望み通り触ってあげるのです。

さてさて、私は王の前側にいる為直接ソコを見る事はできないのですが、どんな具合になっているのでしょうか? ちょっと触手を這わせながら失礼するのです。……まぁ、何ということでしょう。そこは既に開きかけていてほぼ準備万端になっていたのでした。
どうやらこの王様、前も後ろも私なんかの奉仕で充分感じてくれているみたいですね。嬉しい限りなのです。そんな貴男に、このナ・キカなりのおもてなしをしてあげたいのですが、あいにく私に両手は存在しません。
でもこの体に纏っている触手に掛かれば、何処であろうと王の性感帯に変えてしまう事は可能なのです。例えば、こうやって……まず王の胸元に触手を這わせ、先程愛おしんだ乳首に吸盤でちゅうちゅうと吸い付くのです。一方で、がら空きになったそれを私はまた口で食み、転がして時に甘噛みしてあげます。
おやおや、同時に愛でられてまたもや可愛い声で鳴いてくれるのですね。もう、王はどれだけ私を虜にすれば気が済むのでしょうか。

それなら、こっちはどうでしょうか? 王の太股を捕らえ、足の付け根辺りを擦ってあげるのです。すると王の腰がビクンっと跳ね上がりました。
ああ、何て可愛らしいのでしょう。思わず食べてしまいたくなりますね。でも、まだ駄目なのです。もっと焦らすようにじわじわと責めてあげないと、後で辛い思いをするのは王の方なのですから。
まずは触手を二本使い、吸盤で吸いつつ王の男性自身を優しく包み込んであげます。これで堕ちない雄はいないはずなんですよ? こうして時に吸ってあげるだけで、どんどん固く大きくなっていってるのが分かるのです。

あ、そういえば王はこういう風にされるのが好きだった筈なのです。確か先程の先端を触手でぐりぐりと刺激してあげると、とても喜んでくれたのを覚えています。だから趣向を変えて、私の口を使ってしてあげるのです。
むぐっ……何という質量なのでしょう。流石は我らの王。このサイズだと、口に含んでも半分くらいしか入りません。もし膣内に入れようものならとんでもない。中で律動を始めただけで私の胎内は恐らく破けてしまう事でしょう。
でも大丈夫。私はこの程度では諦めたりしないのです。別の方法で王を満足させることにしましょう。

早速、お尻の穴にも触手を伸ばしてみるのです。ここは前にも少しだけ触れた事があるのですが、やはり最初は場所が場所なために抵抗がありました。でも、今では先程の全身愛撫にすっかり蕩けてしまった以上、この調子ならすぐに私の全てを受け入れてもらえそうです。
では、まずは一本から。ゆ〜っくりと差し入れるのです。
あらあら、入れた早々から凄く締め付けてくるのです。そんなに欲しかったのですか? それならば遠慮なく奥まで挿入れてあげるのです。

どうですか?気持ち良いですか? ふふっ、ちゃんと気持ち良くなっているようで何よりなのです。でも王よ、これだけじゃとても満足できないのではないでしょうか。だって王のモノは、さっきよりもずっと元気になっているのですから。もっとして欲しいのであれば、そう言って下さればいつでもしてあげるのですよ。
あらあら、何も口ごもる事は無いのですよ。私は王が望む事なら何でも叶えてあげたいと思っているのですから。ほら、早く言ってくれれば楽になれるのですよ? さぁ、早く。

おや? もしかして貴男、配下相手に何も言わなくても察せるだなんて思っているのではないでしょうか。確かにそれも一つの方法かもしれませんが、私としては是非とも王の言葉にして伝えて欲しいところなのです。
でも、このままではいつまで経っても進展しなさそうなので、私からこのまま追い込みを掛けることと致しましょう。まずは、先程と同じように胸元に触手を巻きつけ、今度はその先端に吸盤を這わせて、そこから一気に吸い上げるのです。そしてもう片方の乳首も同様にして責めてあげるのですよ。すると王は想像よりも面白いくらいに反応してくれました。
うふふ、もう我慢出来ないのですね? いいのですよ。さぁ今度こそ聞かせてくださいませ。王は、一体どうされたいのですか?

あっ、ようやく話す気になったようです。さぁ、今度こそ恥ずかしがらずに言ってください。貴方が望む事は全て私がしてあげるのですから。

……ふむふむ、やっと素直になったようですね。それでは、お望み通り貴男の蕾に刺さったままの私の触手で中を掻き混ぜてあげますね。
ああ、何という熱い感触。まるで王の肉壺に抱かれているみたいです。これが貴男なりの抱擁なのですね。とても暖かくて優しいのですよ。でも、まだまだ物足りないのです。もっともっと味わいたい!
それなら、こうやって前後に揺すってあげると…おお、何と素晴らしい反応を見せてくれるのでしょう。もう待ちきれないようですね。分かりますよ、今の王は全身が性感帯のように敏感になっていますものね。ちょっとでも敏感な箇所に絡まれ吸い付かれただけでもイってしまいそうなのですもの。それなら、そのまま出しちゃえば良いのです。ほら、私のお口で出来るだけ受け止めてあげますから、遠慮せずに思う存分出して下さい。

んっ……ぐぅ…! 想像以上にいっぱい出ましたね。やっぱり王の精液は思った以上にとても濃厚で美味しいのです。でも、まだ足りません。もっと欲しいのです。もっと貴男を、誇り高い王の味を私にだけ飲ませて下さいね♡

 

 

ナ・キカ「……というシナリオを考えてたのです。あの三つ首野郎~!うわぁーーん!!」(号泣)
ラドン「そ、そうなの…残念だったわねぇ」(ドン引き)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炎の悪魔は灼熱の淫夢を見るか?

 

「早速試しに着ちゃってくださいな」と言いつつ、あれから陛下がちゃんと着替えたか心配で戻って来ちゃったけど、どうしてるかしら?
陛下の死角をつき、岩陰から彼を覗いてみる。すると、そこにはほぼ紐で構成されたような水着を着た彼が試しに腕を上げている所だった。

その姿に思わずアタシは目を丸くしてしまう。えっろ…何よこれぇ~……エロすぎるじゃないのぉ!

ナ・キカから手渡された『とっておき』こと、陛下が身につけているそれは布面積がかなり少なく、しかもセクシーさが際立つようにと各部分が紐で結んである。鍛え上げられた両腕は勿論、ガチムチの大胸筋、腹直筋、首回りに至るまでしっかり結びつけられており、特に股間は少しでも動けば雄の大事な部分が見えてしまいそうになっていた。
更にその背には悪魔の羽を模した一対の翼が飾り付けられており、後ろ姿を見れば臀部が丸見えになるような作りになっている。おまけに腰回りは紐で結ばれているだけという危うさがあり、尻尾はどうするのかと思っていたら案の定自由に解放されている形で、というのもその部分はお尻の穴まで見えるほどギリギリの長さしかないTバック仕様になっていて、ちょっと驚いた。

こんな破廉恥極まりない衣装に身を包んだ彼は恥ずかしそうにしているものの、アタシから見て人間の言う正に“淫魔”にしか思えなかった。
陛下の途轍もなくあられもない姿を、あのタコ娘だかクラーケンボーイは独り占めにしようとしてた訳? 信じられないわ!
でもこのシチュエーションなら陛下とあんなことやそんなことも出来るかもしれない……。そう思ったアタシは彼の背後へ回る。

まずはその大きな背中に触れてみた。彼の体はビクッとしたけど、構わずアタシは自分の体を押しつけるようにして抱きつくことにした。そして、耳元でこう囁く。
陛下、そんなに怯えないで下さい。大丈夫です。優しくしますから……アタシはずっと前から貴男を愛してるんです。ほら、こんな風に………なんてね♥

あら、可愛い声出しちゃって。もしかして今の感じちゃいましたぁ? もう、ダメですよ陛下。アタシ達の王として君臨している以上、もっとどっしり構えていなきゃ。
ふぅ…仕方無いですね。そんな格好をしているということは、もしかして淫魔に取り憑かれたせいでそうしたんでしょう? いいんですよ、素直になって下さい。それにアタシは人間達から炎の悪魔などと呼ばれてる身、この際悪魔同士だしお互い仲良くしましょ?♥
え? ヤダ、照れなくても良いんですよ。今からたっぷり愛してあげますからねぇ…♥ ご心配はいりません。怖がらないで…アタシがリードして差し上げます。

先ずは、この逞しいお胸を揉みほぐしていきましょうか……ほら、どうですか?気持ちいいでしょう? あら大変、うっかり指先が乳輪を掠めてしまったわ。フフッ、焦っちゃって……本当に可愛いわね。
じゃあそろそろこっちの方はどうかしら?今度は布越しで、爪先で乳首を軽くなぞるように触っていきますよ。アハハッ、ここがビンビンに立ってるのが良く分かりますよ。もしかして期待しているのかしら。それなら……えいっ! 思い切り硬くなりつつある2つの果実を同時に摘み上げた。直後、陛下は可愛らしい声で鳴きながら体を仰け反らせている。
フフッ、アタシとした事が…ごめんなさい。痛かったかしら?でもすぐに良くなると思いますよ。アタシに任せてくださいな。

お次はゴツゴツと鍛え上げられた腹筋に指を這わせてみる。すると、その感触はまるで鋼鉄のように固く、割れ目に沿って撫でてみると指先が臍の輪郭を捉えたのが分かった。
それにしても凄いわ。陛下、老いても尚怪獣王だけあってとてもご立派な身体をしてるのね…! アタシも男だけどここまでじゃないし、何よりこの鍛え上げられた肉体が他タイタン達の目を引く程素晴らしいのよね。
陛下の筋肉、コングに並んでアタシの好みドストライクなのよ。だからこうして間近で見れて触れられて、とっても嬉しいわ。

あぁ…いけない。こっちも何だかムラムラと興奮してきちゃったみたい……アタシったらはしたないわね。でも、陛下ったら爺さんの割にはこんなにも男前で非常に魅力的なんだもの。仕方無いわ。
気付くとアタシの手は無意識に陛下の股ぐらに触れていた。そこは案の定ビキニのボトムスが軋まんばかりにパンパンに張っており、その頂点には染みが出来ている。
まぁ…随分と苦しそうにしてること。早く楽になりたいでしょう? でも、まだお預けです。だってこれは陛下への労い、否悪魔同士の交流でもあるんですから。さぁ陛下、もっと気持ち良くさせてあげますよ。
そう言ってアタシは再び陛下の胸板やお腹に手を滑らせては指先でふんわりと弄ぶように愛撫していく。最初はくすぐったがっていたけど次第に慣れてきたのか、彼の吐息は次第に甘く切ないものへと変化していった。
あら、何でしょう陛下? 頻りにアタシの名前を呼んで……欲しくなっちゃったのかしら?それなら、貴男の口ではっきりとどうされて欲しいか仰って下さいな。そうすればこのラドン、お望み通りにして差し上げますわ。

陛下は顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしながらも、ゆっくりと唇を開いていく。
……なるほど、アタシにして欲しいことというのはそういうことだったのですね。
勿論ですとも。悪魔にとって性行為は一種の愛情表現でもありコミュニケーションの一種なのですから。アタシが満足するまで存分に堪能させてもらいますわ。でもその前に、アタシからの贈り物を受け取って貰えませんか?ほら、解りますか?貴男の頻りに誘っている後孔も、しっかり解れるように慣らして差し上げますから。

片手で陛下の自身への愛撫を止めないままに、アタシは指先を彼の秘部に宛がいぐりぐりと差し込み、そのまま中へ押し込むようにして侵入していった。
陛下のそこはとても熱くて、それでいて柔らかく絡みつき、そして指を動かす度に彼は悶えるような声を上げていく。
フフッ、大丈夫ですよ。アタシは優しくしますから。それに言ったじゃないですか。悪魔同士で仲良くしましょって。ほら、こんな風に……。
アタシは陛下の耳元で囁きながら人差し指と薬指で入り口を広げつつ、残りの親指で前立腺を刺激してあげた。途端に陛下は今までで一番大きな喘ぎ声を上げて、ビクビクと体を痙攣させる。
もう、そんなに大きな声で鳴いたらナ・キカに聞こえちゃいますよ? 大丈夫です。今のはただのマッサージですから。気持ち良かったでしょう? でも、本番はこれからだっていうのにこれじゃあ先が思いやられますね。アタシのモノを挿入したら一体どうなってしまうことやら……。

肉壁の感触を堪能したかったけど、痺れを切らしたナ・キカが本当にいつここに来るか判らない。アタシは指を引き抜くと、代わりに自分のそれを陛下の後孔へとあてがった。

フフッ、どうしました陛下? そんなに怯えなくても良いんですよ? あぁ、アタシの体液ってマグマの様に熱いんでしたっけ。そりゃ怖いですよね。ごめんなさい。でも、すぐに気にならなくなりますから安心してくださいな。
そう言うとアタシはボトムスを横にズラし、一気に腰を押し進めて陛下の中へ自身のソレを奥までねじ込んだ。
陛下は苦痛に顔を歪めながらも、どこか快楽に溺れた表情を浮かべている。

どうです? アタシとの交尾、気持ちいいでしょう?アタシも何回か他のタイタンと経験済みだけど、今までより一番最高だわ……! 失礼ながら、もっと激しくしても良いかしら陛下?
あぁ…やっぱり答えを聞くまでも無かったみたいね。陛下ったら嫌がる言葉とは裏腹に凄く喜んでるみたいだし。
アタシは返事を待たずに、腰の動きをさらに早めていった。その度に繋がった部分からはグチュッ、グチャっと卑猥な水音が響き渡る。

あぁっ、凄い…凄いわ陛下。こんなにも貴男と一つになれたこと、アタシ幸せすぎてどうにかなりそう……!! 陛下もアタシとこうして肌を重ねられて嬉しいでしょう? だって今、とっても深く繋がってるのは陛下とアタシだけなんだもの。だから、アタシと一緒にイきましょう?
そう言ってアタシは陛下の自身を手で扱きあげ、さらに抽挿を速めた。
やがて陛下は一際大きい媚声を上げると、勢いよく白濁色の液体を放出していく。
アタシもそろそろ限界よ。このまま一緒に……ね?

どくんっ、と陛下の中でアタシのが弾け、彼の中をマグマの如し奔流が逆流してゆく。すると、陛下の躰がぼんやりと蒼く輝いた。
もしかして陛下…怒った? 最初はそう思ったけどどうも違うらしい。先程彼に凄まれ必殺技を撃たれそうになった時、彼の中で膨大な熱とエネルギーを纏わせた時にこうなるようだ。まさか、そのせいで……!?

だとしたら、なんて美しいの…!アタシは感動のあまり思わず陛下の首に軽く噛み付き、痕を残した。
あ、いけない。つい興奮して我を忘れてしまったわ。でも仕方ないわよね。あんな綺麗な姿を目の前にしたんだから。それにしても、陛下の躰が蒼い燐光を燈した姿ってば本当に素敵♥
アタシのを根元まで受け入れ、熱すぎる精液を全部味わった陛下のそこを眺めていたら、また欲しくなってきちゃった……♥

ずぶっ、と再び陛下の中に突き入れ、今度はゆっくりと腰を動かしていく。
陛下のそこはまるで別の生き物のようにアタシのを締め付けてきて、気を抜いたらすぐ果ててしまいそうだ。
けれど、これで終わらせる気はない。まだアタシのが収まり切って無いんですから、もう少し楽しませて貰いますね……! あの蒼い燈はアタシだけが見れる特別な輝き。アタシだけの陛下…。
あぁ、もう我慢できない。早く、早く欲しい。アタシの子種を注いで、陛下のここを完全にアタシので満たしたい…! そんな想いから、アタシのモノはどんどん大きくなっていった。
そしてついに、その時が訪れる。

 

陛下はアタシと繋がったまま、ぐったりと横たわっていた。どうやら少し無理させ過ぎちゃったみたいね。
でも、まだまだ満足していない。むしろ、もっともっと陛下と交わりたい。蒼い燐光の中で奏でられる嬌声をもっと聞きたい。アタシのモノで敏感な箇所を抉られ注がれる度、腰をくねらせて淫靡に踊る陛下を見たい。
アタシが与える快楽に溺れる陛下の顔が見たくて堪らないの。だから、ね……? アタシはまだ元気いっぱいよ。だから、陛下にはこれからもずっとアタシの腕の中で気持ち良くなってもらいますね♥

 

 

ラドン「……ほんと、惜しい事しちゃったわねぇ」
ナ・キカ「何がですか? まさかラドン、あの三つ首野郎みたいに王を横取りしようと思ってたんじゃ…」
ラドン「はっ?! そ、そんな訳ないじゃないの! ほら、もう一杯お飲みなさいな!」
ナ・キカ「それなら良いのですけど……うぅ、王様ぁ……(シクシク)」

 

 

二人の目論見が女王に露見されるまで、あと〇〇分。

 

 

 


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