あなぐら 其ノ壱 「あ…っはぁっ……」一体どうしてこうなった。私はなぜここにいる。朱い触手に捕らわれた手足は虚しく宙を横切るばかりで、何の抵抗もなさない。その間にも、局部に入り込んだ指先は荒く蠢き、私の弱い箇所を何度も刺激している。「ほらガメラさん…どうせ此処には誰にも来ないし、思う存分声を上げても良いのよ?」「……っ、誰が…!」四肢を動かせない代わりに、目だけで相手を射殺さんばかりに睨み付ける。しかし、そんなささ あなぐらシリーズ