Formicophilia それはほんの少しだけ生んだ油断が引き金だった。眼前の“宇宙超魔獣”は私にとって大事な“家族”をかすめ取り、動揺させた隙に容赦ない猛攻を仕掛けた。攻撃を弾く間もなく、まるで煉獄の中に放り込まれたかの様な熱さ……情けない事に、私は断末魔にも似た叫び声を上げてしまった。人質を取られたことにより、まともに反撃すらできないそんな私を見て、陽炎の中佇む影は深紅の瞳をギラつかせながら薄ら笑いを浮かべている。彼に デスギドラ×新モスラ
あなぐら 其ノ壱 「あ…っはぁっ……」一体どうしてこうなった。私はなぜここにいる。朱い触手に捕らわれた手足は虚しく宙を横切るばかりで、何の抵抗もなさない。その間にも、局部に入り込んだ指先は荒く蠢き、私の弱い箇所を何度も刺激している。「ほらガメラさん…どうせ此処には誰にも来ないし、思う存分声を上げても良いのよ?」「……っ、誰が…!」四肢を動かせない代わりに、目だけで相手を射殺さんばかりに睨み付ける。しかし、そんなささ あなぐらシリーズ