あなぐらシリーズ

あなぐら 其ノ餐 ・後日譚

「ひぃいっ!? やめ、やめてぇ!! そんな、おっきすぎるうぅうう!!」「トト……!大丈夫だ、私もセラフィも傍にいるから、怖がるんじゃない」触手に処女を散らされ、泣き叫ぶトトを慰めるようにガメラが寄り添いながら彼女の腹部を優しく撫で上げると、先程よりも幾分か落ち着いた様子を見せる。しかし、それもほんの僅かな間だけであった。「んえぇぇっ!? な、なんなのこれぇえっ、体が、熱くて、溶けちゃうよぉおおっ!

あなぐら 其ノ餐

悪の怪獣を討伐するために日本中を飛び回っている最中、広々とした深緑の森の真ん中あたりに差し掛かったところでふと誰かが助けを呼んでいる気がして降り立つと、そこは橙色の着物を身にまとい、後頭部の髪を結った茶髪の幼い少女・トトと出会い、開口一番「お姉ちゃんを探して」と涙ながらに頼まれた。何があったか教えてもらった所、そのお姉ちゃんは私と同じ「守護神」の名前を冠しているガメラと云い、彼女は修行の最中に森へ

あなぐら 其ノ弐.娯

イリスの胎内に捕らえられてあれからどの位経ったのだろう。妹分のトトは私が居なくなり、独りで寂しがって泣いているだろうか。早く此処から出ないと…と足掻く度に、私の体を苛める触手共は穴という穴を蹂躙し、常に催淫効果のある液体を流し込んでくる。故にいつも体は発情したままで、トトの心配よりも先に絶頂を求めてしまう。……駄目だ。こんな事を考えている場合じゃない。何とかしなければ…そう思うのだが、既に私に抵抗

あなぐら 其ノ弐

ここは一体どこだろう。洞窟にいたはずなのに、何故か自室の和室に寝転ばされ、宿敵の成すが儘にされている。「っは……うん、ン…」「んふぅ…っガメラさん……」舌先が絡めとられ、粘膜の擦れる音が室内に響く。苦しさで身を捩ろうとすると、何処からか赤い触手が数本か生え、やんわりと手首を拘束した。「っあ……」更には脚すらもそれらに拘束され、雌としての恥部が露になる。なのに抵抗できない。何故だ、何故、私はこんな所

あなぐら 其ノ壱

「あ…っはぁっ……」一体どうしてこうなった。私はなぜここにいる。朱い触手に捕らわれた手足は虚しく宙を横切るばかりで、何の抵抗もなさない。その間にも、局部に入り込んだ指先は荒く蠢き、私の弱い箇所を何度も刺激している。「ほらガメラさん…どうせ此処には誰にも来ないし、思う存分声を上げても良いのよ?」「……っ、誰が…!」四肢を動かせない代わりに、目だけで相手を射殺さんばかりに睨み付ける。しかし、そんなささ