機龍のお悩み相談

機龍のお悩み相談 終

「……うぅ……」電力が回復し、稼働音が鳴り止んで暫く経った後、私はゆっくりと寝台の上で身を起こした。その際に肉壺から僅かに『ぐちゃり』と粘っこい白濁が溢れ落ちる。「っ……!」自然と溢れ出てしまった液体が排泄される感覚で熱っぽい吐息が漏れてしまい、動揺して口元を手で覆うと隣に座っていた存在―――これまた私同様に全身を殆ど汚されたゴジラが「気が付いたか」と呟き、軽く視線を向けてきた。「ゴジラさん…私、

機龍のお悩み相談 本番編

ゴジラさんと交合ってから一日空いた後の晩。彼から“昨日コングと連絡が付いた”とのことなので、私はロビーの控室でこっそり疑似雄器を嵌めた後、専用のタッチパネルでゴジラさんの部屋を指定する。本来この役割はお客サマがする立場なのだが、今回はダブルでの娼婦指名という形なので直々に私も彼の部屋に入るという仕組みだ。部屋の鍵が開いた音を確認すると私は緊張しながらドアノブに手を掛ける。先日怪獣王と激しく性交した

機龍のお悩み相談 初体験編

「何? 儂に怪獣男娼としての手解きを教えて欲しいと?」「そうなんです。実は私、雌としての経験はあっても雄の方で“した”経験はほぼ無くて……なので、経験豊富…いや貴方にも事情があって否応なしに男娼になったのはお気の毒と判りますが、良ければ教えていただけませんか?」場所は変わり、娼館のロビー。今私はとある雄の怪獣に頼み事を申し出ていた。眼前の大柄な怪獣―――ゴジラ。メニューに記載されているデータによる

機龍のお悩み相談 序章

(腐向け)ある事情で一時的に怪獣男娼として働くこととなった機龍。しかし彼には雄としての経験がなく、意を決してゴジラに相談することに……。機龍視点。