悪者怪獣たちの凶悪搾精!(ゴジラ編) 「よう、目は覚めたか? 怪獣王さんよ」腕が、背びれがジクジクと痛い。先程ドリルと鎌で徹底的に斬られたせいだ。仰向けに倒れた自分に掛けられた忌まわしきサイボーグ怪獣の声と、下腹部にまとわりつく甘い違和感に目を覚ました。視線を下に向ければ、そこに居たのは2体の大型怪獣。どちらも自分の敵であり、友を無残にも破壊した仇でもある存在だ。その片方ーーそれも自らの宿敵・ギドラ族の同族であるそいつが自分の下腹部に 凶悪搾精
悪者怪獣たちの凶悪搾精!(JJ編) ジェットジャガーは今にも絶望的な状況に陥っていた。というのも、核実験の報復として寄越したシートピア海底王国からの尖兵、メガロから地球を守るべく良心回路が奇跡を起こした結果巨大化し、奮戦の末にそいつを劣勢に追い詰めることができた。これで鎮圧できる……と思った矢先、突如としてメガロの救援として上空から現れたもう一匹の怪獣・ガイガンに背後から不意打ちを喰らい仰向けに昏倒し、今や彼らの玩具となろうとしてい 凶悪搾精