悪者怪獣たちの凶悪搾精!(JJ編)

ジェットジャガーは今にも絶望的な状況に陥っていた。というのも、核実験の報復として寄越したシートピア海底王国からの尖兵、メガロから地球を守るべく良心回路が奇跡を起こした結果巨大化し、奮戦の末にそいつを劣勢に追い詰めることができた。
これで鎮圧できる……と思った矢先、突如としてメガロの救援として上空から現れたもう一匹の怪獣・ガイガンに背後から不意打ちを喰らい仰向けに昏倒し、今や彼らの玩具となろうとしている。

「こうなっちまえばほぼ人形みてーだよなぁ、ロボットさんよぉ!」

罵倒を銀色の嘴から吐きつつ、ガイガンの鋼鉄の足裏がジェットジャガーの股ぐらをぐいっと踏んだ。途端、その衝撃で破壊される恐怖からか敏感になった逸物がびくんっと反応して更に大きく硬くなり、一層屈辱的な快感を味わう羽目になる。
その意外な反応にガイガンは首を傾げると、さらにグニグニと踏み躙った。

「おいおい、何だこりゃ?踏まれてるだけで感じてんのか? お前、まさか…変態じゃねぇだろうな?」
「どういうこと? コイツ、ロボットの癖にアレが生えてるの?」

メガロも怪しんで近寄ると、確かにガイガンの爪先あたりに「何か」がある。それは鉄でできていたものの、明らかにピンと張った男根そのものだった。

「ち、違う!これは……そう、正義のために戦う者の証なんだッ!!」

羞恥を振り切り必死に弁明するジェットジャガーだったが、ガイガンはそれを鼻で笑った。

「ハッ、何が証だよ。くだらねー言い訳しやがって…どうせテメーが変態だってことはもうわかってんだよ。最初からオレらにニヤケ面かましやがって、作った奴の顔が見てみたいぜ」
「まあ、いいじゃない。こんな面白そうなオモチャもあることだし……ねぇガイガン。ゴジラって奴が来る前に、コイツの身体を徹底的に調べちゃおうよ」
「そうだな…よし、なら早速始めるとするか!」

メガロに唆され、ガイガンは邪悪な笑みを浮かべると、まずは件の箇所に自らの臀部を寄せ、割れ目に挟む。

「な、何をする気だ…?」
「あ? 決まってんだろ、オレのケツでコイツを扱きあげるんだよ。なーに、こんな粗末なモノを挿入するつもりは更々ねぇから、せいぜい壊れないようにじっくり楽しめ」

ゴーグル状の紅い目を光らせつつ、ガイガンはそのまま腰を前後させてジェットジャガーの男根を擦り上げ始めた。
エメラルドグリーンのムチムチな谷間に挟まれたジェットジャガーの男根は、これまで味わったことのないような感覚に襲われ、彼の脳内回路に甘く痺れるパルスを何度も送り込む。

「あああっ!? そ、そんな…い、嫌なのにぃっ!!くぅんっ♡」
「へっ、最初は嫌がるけど結局気持ちよくなるタイプかよ。やっぱりテメーは正義のロボットじゃなくて変態ロボットだなぁ、ジェットジャガー!」

嘲笑混じりに罵り、ガイガンは尚も尻を上下に動かして人工の逸物を責め立てる。その度にジェットジャガーは顔を仰け反らせて電子音混じりの悲鳴を上げるが、同時に男根には快感が生じてしまい、その反応にますますガイガンは調子づいた。

「まだ我慢する気か? ショートする前にさっさとギブアップしろよ。正義の証とやらが役立たずになっちまうぜ?」
「はひっ!あ゙ぁあっ! やめ…お前達のような凶悪怪獣には、絶対負けな……!」
「うるせぇな…ほら、イケよ。ケツでイカせてやるからさ、とっとと楽になれよ!」

ドスの効いた声で言い放つと、一層激しく尻を動かしてジェットジャガーの男根をしごきたてた。
直後に快楽を刻むパルスがジェットジャガーの全身を包み、身を焼かれる。ゴジラが来る前に、この凶悪怪獣の前に堕ちてしまう。
半ば諦めかけようとしていた中、ふとこのやり取りを見ていたメガロが声を上げた。

「待ってよガイガン、僕も混ぜてよ!」
「あ? 何だよメガロ。 お前もやりたくなったのか?」
「うん。僕もジェットジャガーのコレで遊んでみたいんだ。良いよね?」
「ああ、良いぜ。オレが来るまでさっきコイツに散々ぶん殴られてたもんな。思う存分使ってやれよ」
「やった♪ それじゃ……」

メガロは嬉々としてガイガンと入れ替わり、今度は自分がジェットジャガーの下半身に後ろ向きで跨がった。
忽ちチャコールグレーのむっちりした尻にソレがぎゅむ、と挟まれるとモノが先走りの透明なオイルを涙さながらに流し、引いていたはずの絶頂感が再び頭をもたげる。

「やめ……ひぃいいいっ!」
「えへへ、ジェットジャガー。どうかな、僕のお尻は? ガイガン程じゃないけどとっても気持良いでしょ?」

メガロの臀部は確かに柔らかく、弾力性に富んだものだった。しかしそれはあくまで女性的な柔らかさと形容すべきものであり、決して男性器を受け入れる為に発達したものではない。
それでも、メガロはまるでジェットジャガーの反応を楽しむかのように、小悪魔めいた笑い声を浮かべて尻を押し付けた。

「それじゃ、扱いちゃうよ〜? 良い声で鳴いてね♪」
「うぐぅっ!?」

ガイガンとはまた違った意味で強烈な刺激に、ジェットジャガーは思わず苦悶の声を上げていた。
だが、メガロはそんなジェットジャガーの事情など知ったことではないとばかりに一心不乱に尻を振り続ける。

「ねぇ、ジェットジャガー。君ね、僕にいっぱい酷いことしてきたよね? 地上を全く知らない僕を見捨てて人間側の味方に着いたり、やっと再会できたと思ったら何故か巨大化したばかりかいきなり殴ってきたり……あれは流石にすっごくムカついたなぁ」

恨み言をバックに尻で男根を上下に擦られ、ジェットジャガーはただでさえ敏感になっている身体に容赦なく追い討ちをかけられて、情けない喘ぎ声を漏らすことしかできない。

「あひっ♡ や、止めろぉ……んっ、こんな屈辱、許さないぞ……ッ!」
「でも、今の僕は凄く気分が良いんだ。だからね、最期の思い出として特別にジェットジャガーにご褒美をあげるよ。ガイガンと僕でたっぷり可愛がってあげる♪ 命乞いされたって止めないよ?」

言いつつ、ガイガンに黄色の複眼で目配せをすると傍で待機していた彼女は「待ってました」と言わんばかりに赤い単眼をギラつかせながらジェットジャガーに近寄る。

「おい、ロボット野郎。メガロのお呼びが掛かったんでオレも参加させてもらうぜ。テメーのザーメンオイルがカラッカラになるまで、オレらのケツで搾り取ってやるからな。覚悟しろよ?」
「い、嫌だ! もう勘弁してくれぇ……!!」

首を左右に振って哀願するも、ガイガンはジェットジャガーの言葉には耳を傾けず、代わりにメガロと二体がかりで左右から挟み込むようにジェットジャガーの下半身に尻を当てがい、腰を落としてソレを万遍なくずりずりと激しく締め上げる。

「ほーれ、どうだいロボットさんよぉ? オレとメガロのコンビネーションは最高だろう? テメーのお粗末な電子回路がイカれちまう程にな」
「ふふん、僕だって負けてないからね!」

ガイガンとメガロが競うようにしてジェットジャガーの男根を挟み込み、前後左右から圧迫する。
2体のムチムチな尻肉に挟まれた男根は拗じられ揉みくちゃにされ、ジェットジャガーが必死に逃れようとしても逃れられない。

「ひぎぃっ! んぁあっ! や、やめろ…ヤメ―――……!!」

拒絶の声を上げて抵抗すればするほど、より一層強く押し付けられてしまい、その感触がまた新たな快感を生むという悪循環に陥る。
そして、白濁混じりのオイルがじわりと男根の先で1滴滲むとジェットジャガーはガクガクと全身を震わせ、最初で最後の絶頂を迎えようとしていた。

―――もう、無理だ……すまない、ゴジラ。

まだ此処に来ない友へ謝罪したと同時にどちらかの尻がトドメの一撃を捉え、忽ちジェットジャガーの男根がびゅるっ!と白く粘ついたオイルを吐き出した。
それは紛れもなく、ジェットジャガーの敗北の証だった。彼の体は何度も波打ち、同時に頭部から青いスパークが炸裂する。

「あっはははっ、すごーい! 火山が爆発したみたいだよ! ジェットジャガーの奴、僕達のお尻でイっちゃった♪」
「ケッ、たった1発キメた位でなんて情けねぇザマ晒しやがって……もうちょっと楽しめると思ってたんだが、これでコイツは正真正銘のガラクタになった訳だ。ざまぁみやがれ!」

思い思いの罵倒が、今やピクリとも動かなくなったジェットジャガーに浴びせられていた。メガロとガイガンによる言葉攻め混じりの凶悪な尻コキによって、ジェットジャガーの奇跡の力は文字通り潰えて果ててしまったのだ。
やがてジェットジャガーの体が縮み始め、人間程の背丈へと戻っていく。このサイズはガイガン達から見ればほぼ豆粒にも近い形だ。

「短い間だったけど何だかんだ言って結構楽しかったよ。じゃあね、ジェットジャガー」

ぐしゃ、と、メガロの巨大な片足がジェットジャガーの全身を捉え、今まで壊してきたビルや戦車同様躊躇なく踏み砕いた。
そして、また立ち上がらない様にそこから念入りにぐりぐりと踏み躙ると「ブチッグシャバキッ」と足の裏でくぐもった破壊音が僅かに上がったが、それも数秒の間で終わった。

「これでよし。さーて、ゴジラって奴はこっちに来るんだよね? どうやって相手しようか?」
「そりゃ決まってんだろ。オレらの武器でボコって切り刻むのもアリだが…何より一番効果的のがあるじゃねーか」

語尾の部分でメガロの下腹部に目をやる。そこには、ジェットジャガーを甚振っている内に興奮したのか、とろ……と透明な液体が太腿を伝っている。ガイガンの脚の間もまた、同様だった。

「そうだね。ゴジラの奴が来たら、まずは僕達が…♪」
「ああ、たっぷり可愛がってもらうとするぜ……♥」

2体の凶悪怪獣が佇んでいる寒々しい荒野に、荒々しい咆哮と足音が木霊した。