「さぁて……どうしようかなぁ……?」
暗がりの中、月明かりに照らされたジーダスは、桧造りの柱にくくりつけられ、先程の戦闘で気絶したトトを見ながらそう言った。
「このままアンタを殺しても構わねぇんだがなぁ……」
そう呟いた後に、ジーダスは口内に収まっていた異様に長い舌を伸ばした。唾液には強烈な酸がまとわりついている。そして、その舌先がトトの太股に触れた。
しゅっ………
「ン………キャッ!」
皮膚を少し溶かされ、激痛の余りトトは目を覚ました。
「おやおや、漸く姫君がお目覚めになったか」
「ジーダス!?こ…此処は何処なの!?」
「さぁ……一体何処なんでしょうね。」
くっくっく。喉を鳴らして笑う。
「…ふざけないで!今すぐ縄をほどいてよ!」
「起きて早々、いきなりけたたましいなぁ。まぁそう粋がんなよ。」
──これからもオレを忘れられなくなる様な夜にしてやるぜ。
ジーダスは未だに悪態を吐き続けるトトを無視して、彼女の着物を破き始めた。
「い…嫌ぁ!」
破り去られたトトの着物から、未成熟で平坦な胸が露わになる。
「ほぉ~、やっぱぺったんこだなぁ。もちっと大きくなれば良い具合に育ってたかも」
「うぅ……嫌ぁぁ…!」
ぐすっ、とその声を引き金にトトはすすり泣き始めた。しかし、その光景がジーダスの中に巣食うサディスティックな感情を一層煽る。
「あぁ……悪ぃ、これも邪魔だな。」
ジーダスは再び下腹部に手を這わせ、一気に下着を引き裂く。
毛すら生えていない局部が忽ち露わになった。
「っ嫌ぁぁ!!」
「服ぐらい良いじゃん。寧ろ……」
ジーダスはトトの耳元にそっと囁く。
「……裸になった方が当たり前だからさ。」
「な、何でなの……!?」
「後で解るよ。後でな……。」
再び喉を鳴らした笑い。その仕草にトトは再び涙を浮かべた。
「嫌ぁ……帰してよぉ…!」
「何処に?まぁこれが終わったら解放してやるよ。」
この一言にトトは泣くのを止めた。そして、充分泣きはらした目でジーダスを見つめる。
「本当に?」
「あぁ。約束する。」
この行為が終わったら帰れる。私を友達から家族として初めて受け入れてくれた“トオル”の元へ。
「さ、始めようぜ。」
「ン……!」
うめく様に頷いた。そして、ジーダスは露わになったトトの局部に静かに指を這わせる。
「っ……!」
嫌悪感で身をよじる。しかし、その時に両手が荒縄で柱にくくりつけられている為、彼女の手首に激痛が走った。
「痛っ…!」
「無理すると皮膚が破れて血が滲むぜ。まぁ、微かとはいえ貴様の血を見るのもこれまた一興って事かな。」
「っ…変態……!」
トトの一言に、ぴく、とジーダスの眉が動いた気がした。しかし、直ぐに先程の捉えようのない表情に戻り、
「何とでも言うが良いさ。」
──その減らず口も、今日で最後なのだから。
そのままジーダスは局部を、強弱をつけて指先で何度も愛撫する。
「んぅ…っ!」
足の付け根から何かが変な感覚が昇ってくる。そんな不思議な快感にトトは再び息を漏らした。
そんな彼女の傍ら、ジーダスはそのまま胸の突起を弄び始めた。
「んやぁ……!」
嫌悪感と気わどさの余り、トトが無意識に腰を動かした。その光景に再びジーダスは口許に笑みを浮かべる。
「何だよ、自分から腰動かしちゃって。気持良いのかよ。」
「っ……!」
嫌なのに。嫌なのに。しかし体は無意識にジーダスの指使いに反応してしまう。そんな意味のわからない動作にトトはひたすら戸惑うばかりだった。
「ん~?ココが良いのか?」
ぐちっ。胎内に中指を挿入する。
「ひああぁっ!?」
今までにない異物感───それも身近に触れた事のない器官に、他人の指を挿入された妙な感覚にトトは思わず飛沫をあげた。
「ほら、やっぱ濡れてんじゃん。気持ち良いんだろ?」
「あうぅ……嫌あぁ……汚いよぉ…!」
屈辱と羞恥の余り、再びトトは泣き出した。しかし、彼女から嗚咽が発せられた所でジーダスの加虐心は止まる事はない。
「もしかして、お前を飼ってる人間の事思いながら毎晩こんな風にグチュグチュやってたんだろ。とんだマセガキだな。」
耳元で嘲る様に囁いた。
「だから違っ……!」
「ま、何れにせよお前には淫乱な素質があるという事だな。」
良かったな、と余った手で頭を撫でられる。
「嬉しく……ない…!」
「…あぁそう。」
残念だな。内心毒づき、そろそろと指を抜く。
「あぅ……!」
その時指先に糸が数本か付着した。
「粘っこいな……。ほら、こんな風に。」
愛液の付着した自らの指先をトトに見せ付ける。
「嫌ぁ…!」
涙を滲ませながら、顔を先程より真っ赤にしてそれから目を背ける。
「何が嫌なんだよ。お前の漏らしたモノなんだろ?ほら……。」
ジーダスはそのまま指先をトトの口内に押し込み、無理に舐めさせようとする。
「んぐっ……!う……!」
「自分で汚したモノは自分で処理しなきゃ…な。」
トトは首を左右に振り、時には指を抜こうと顔を引くが、大抵はジーダスに自らの舌先を弄ばれる形になる。
「んぶっ……ぇぐ…!」
トトの両目に生理的な涙が浮かび、やがて嘔吐感に近い形になり、腹筋が微かに痙攣を始める。
「ぐん……ぇ゙ふ……っ!!」
───これ以上やったら本当に吐くな。
ずるり。再び糸を引きながら指が抜かれた。
「ぷは………!」
その瞬間───異物が抜けたと同時に、初めて酸素が正しく気道に入った途端トトは激しく噎せ始めた。
「げほげほっ!がはっ……ぐ…!」
「……トト…。」
ジーダスは相変わらず表情に加虐心を浮かべつつも、何処か憐れみを持った眼差しでトトを見つめた。
「そんなんじゃ、オレの一物は奉仕出来ない様だな。」
「……?」
漸く呼吸が落ち着いた頃に、唐突に意味の判らない事を言われる。しかし、次第に涙目から晴れつつある光景に、トトは言葉を失った。
ジーダスが何時の間にか自身を取り出している。
「その代わり、今回は下の口に食らわせてやるよ。」
「いやっ…嫌ぁあ!」
暗闇の中で凶器に見えるソレに恐怖を覚えて、トトは再び涙を浮かべて拒絶の声を上げる。
「安心しな。その内忘れられなくなる………。」
ジーダスは泣いて暴れるトトを力ずくで押さえ、後ろに───トトの両足を広げる様にほぼ開脚にも似た体勢で座る。その際に、自身をトトの局部に、上下に擦り付けるのを忘れずに。
「あぅ……!」
蕾を含め、花弁や突起にも自身が何度も霞める度にトトは微かな嬌声を上げる。
トトは息を漏らしながら、無意識にジーダスに体を預ける。その時、彼女の表情にはほのかな妖艶さをかもしだしていた。
───大分濡れてきたか?
トトの表情を見ている内に、そして彼女が体を預けた途端にジーダス自身も次第に熱を持ち、質量を増してゆく。そして、静かに切っ先を微かに息づく蕾に当てがう。
「挿入るぞ……?」
耳元で囁いた言葉にトトは意識を取り戻した。しかし、時既に遅し。
みち……ぎちゅ………
「うぁあああぁぁ!!?」
幼い蕾に凶器をねじ込まれ、同時に激痛の余りトトの口から絶叫が上がる。
「嫌あぁぁ!痛い!痛いぃぃ!!」
「っ……何だよ…初めてじゃねぇか…!」
───こりゃ都合が良いぜ。
ジーダスも射精したい気持ちを我慢しながら、絶叫し続けるトトを無視して更に自身を押し込む。
「ぎ……あぁあぁぁあ!!裂ける!裂けちゃうぅ!!」
「オイオイ、まだ半分行った所だぜ?」
太股をガッチリ押さえられ、更にもう一突き。その時結合部分から血が溢れ出した。
「──────!!」
声にならない絶叫を上げ、しかし彼はそのまま腰を進める。そして、自身の切っ先が子宮口に達した後、ジーダスは動きを止めた。
「ん……ほら、収まったぞ。おめでとう。」
腹部を優しく摩られる。画して、漸くトトはジーダスと血塗られた結合を遂げた。
「ひ…ぅ゙…………はっ………あ゙ぁっ……!」
大粒の涙を流しながら、トトは激痛に耐える為に肩で息をしている。そんな中、
「ん…?」
ジーダスはちらりと結合部分に目をやる。そこから自身を伝って、鮮血が床に滴っていた。
「血だ……こりゃ手当てしなきゃな。」
「……!?」
再び彼女の太股に手をやる。その時、ジーダスがまたもやニヤリとサディスティックな笑みを浮かべた。
「嫌っ、嫌ぁあっ!止めて止めて!」
首を左右に振り、拒絶する。しかし、その行動はジーダスの加虐心を更に煽るのみ。
──うーん、ゾクゾクするねぇ。ガメラを、しかも幼い雌をこんな形で虐待とはな。
ジーダスの性格にはこんな性格が潜んでいた。それは自分より弱い者、小さい者をいたぶる事で彼は快感を得るという如何にも悪役らしい部分を。況してや彼含むギャオスにとって忌むべき敵であるガメラとなると、ジーダスは更に彼女をイジメたい気持ちが高ぶってゆくのだ。
「ひぎゃああぁぁぁ!!」
絶叫が再び上がる。と同時に、胎内がヒクヒクと鼓動を始める。
「うお、たまんね!ほら、もっと啼けよ!」
ジーダスも衝動に駆られ、更にトトを啼かせたくて腰を揺らす。すると、
「……して…。」
「あん?」
一瞬泣き声に隠れて上手く聞き取れなかった。
「言わないと体に毒だぞ?なぁ?」
好奇心と一緒に、もっとトトを啼かせたくなってぐちっ、と自身を奥深く突き立てる。その反動でトトは遂に口走った。
「あっ………お願い…帰して…!透の元へ帰してよぉ───!!」
挿入されてから、寧ろ此処に連れて来られるまでずっと願っていた事だった。しかし、事が終わるよりも先に叫んでしまった。そんな中でジーダスはまたもや微かに笑みを浮かべる。
「………ふーん…だが、そいつぁ出来ない約束だな。」
「嫌ぁ!とにかく何でも良いから帰して!痛いの嫌ぁぁ!!」
叫びながら必死に力を振り絞り、ジーダス自身を抜こうと腰を上げる。しかし、後ろ手に縛られている上に、ジーダスがしっかり太股を抱えている為に上手く動けない。そして、
ぐいっ。
「きゃあぁ!」
髪を引っ張られ、その反動で腰が下ろされて再びトトの胎内にジーダス自身がそのまま収まる。
「テメェ……いい加減に諦めろよ…さっきから逃げようとしたり、況して帰してだの、オレを萎えさせる様な事ほざきやがって……!」
「あぅう……嫌ぁぁ…!」
トトには見えなかったものの、今のジーダスの表情を見れば再び翡翠色の瞳に再び涙を浮かべていただろう。今の彼は額に数本かの血管が浮かび上がっており、憎悪に満ちた眼差しでトトを見下ろしていたからだ。
「まぁもう少しで終わるんだし、せいぜいオレの腕の中で泣き叫んでな。」
そろそろと、腰を後退させる。
「あ……いや……」
トトの言葉が終わらない内に、一気にジーダス自身が奥深く入り込んだ。
「!!」
今回ばかりは声も出なかったかもしれない。しかし、ジーダスはそんな余韻を味わう間も無く、ひたすら腰を打ち付ける。
「ひゃーははは!やっぱ最高だぜ、トトぉ!」
今度は乳房を潰される様に揉まれ、狂った様に揺さぶられる。
「あっ!嫌っ!も……殺してぇ!」
激痛は先程より治まっていた。しかし、こんな屈辱を受け、もう透に合わせる顔もない。しかし、ジーダスは舌を伸ばす様な事もせず、無我夢中で行為を続けるのみ。
「誰が殺すかよ!こんな最高の獲物をさぁ!」
「そん…なぁ……っ、嫌ぁあ!透……透ぅぅ!!」
いないとは分かっている。しかし、呼ばなければ確実に彼女は立ち直れなくなる。そんな中で遂に
「さぁて、ブチ撒けの時間と行くか!射精すぜぇ!」
「っえ……?」
ジーダスはトトの腰をガッチリ掴み、同時に先程の状況とは違う違和感を感じた。
───……熱い?まさか……!
そして、胎内に一気に熱い感覚がほとばしった。
暫くして───。
「……と……トト……」
誰かが自分を呼んでいる。目を開けるとそこには、
「と……おる…?」
透がまるで我が子を慈しむかの様に見つめていた。そして、此処は涼しげな風の吹く彼の部屋。
「よく寝てたね。けど、もうジーダスは撃退されたよ。」
「そうなの…?」
こくり、と透は頷く。どうやら誰かが彼女を抱えて、あの思い出の場所に帰してくれたらしい。
───良かった。帰れたんだ……。
「さ、ご飯食べよう。」
「…分かった。今起きるね。」
トトはゆっくりと体を起こす。しかし、何故か動けない。
何かでくくりつけられている様で。
「ククク……」
「透?どうしたの?」
透の様子がおかしい。先程までは無邪気に此方を見つめていたのに、突如不穏な笑みを浮かべ始めた。
「悦かっただろ、トトぉ?オレもたっぷり楽しませてもらったぜ。」
「何を言ってるの!?馬鹿な事は……」
トトは遂に気付いた。彼は透ではない。そして、次第に周りは暗闇に変わり、透のはしゃいだ声は、あの忌々しき人物のものへと変わってゆく。
「ジーダス………!」
「馬鹿なのはそっちだろ?信じられないなら自分の太股を見てみな。」
トトはその部分をどうしても見たくなかった。しかし、意思に反して首が動く。
───嫌…見たくない…!
そして、不意にその光景を目にした。太股からは血が溢れ、更にその上から白濁が流れだし、地面を妙な色で汚していた。
「い…っ嫌ぁぁ!!」
「――――分かったろ?コイツが現実さ。」
再び透───ジーダスの声が上がる。
「嘘!嘘よ!透、目を覚まして!」
トトは顔を上げる。すると、
「あ……透…?」
透の姿は何処にもなく、代わりにジーダスが“してやった”と言わんばかりにニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「ヒャハハッ、この感覚がたまんないねぇ!」
ジーダスのいう感覚……それは他人に幸福感を与えて、隙が見えた途端に一気に絶望に突き落とすという、とてつもなく姑息な手口だった。況してや相手がガメラとなると、更なる快感を得た。
「い……っ嫌ぁあぁ─────…!!」
トトの飛沫が辺りに上がった。と同時に、目を覚ました。
───夢……?
嫌な余韻に浸りつつ、辺りを見回す。此処は夢で見た様な暗闇。望んでいた場所ですらない。
「よぉ。」
いきなり声をかけられ、びくりと体が跳ねる。
「な…何?」
「土産持って来たぜ。」
ジーダスはそのまま土足で上がり込み、その“土産”をトトの眼前にチラつかせる。
「良く見えないと思うが、コイツは優れ物だぜ。」
「………?」
何度も目を凝らすものの、良く見えない。何だか筒状の様だ。すると、
ぐちゃ。
「?!」
胎内に再び異物が入り込んだ。
「っあ!?」
「ちょっと今のお前のナカではキツくてなぁ……こうして広げてやってるんだ。」
感謝しろよ、と言われ、背中を向ける。
「あ…何処へ行くの!?」
ぴた、とジーダスが動きを止める。
「何処って……もう遅いから寝るんだよ。」
トトは我が耳を疑った。ジーダスは明らかにトトを見捨てる気でいる。
「そんな……これ外してよ!約束が違うじゃない!」
「あぁ!?約束ぅ!?」
尚も不機嫌そうに此方を睨む。そんな彼にトトは恐怖を覚えながらも、口を開いた。
「事が終わったら……帰してくれるって……。」
「……ハテ、何の約束だろうな?」
トトが言い終わらない内に、ジーダスは返答した。それも、最悪な形で。
「な……!あの時ちゃんと約束したじゃない!嘘吐き!」
再びトトの両目に涙が浮かぶ。枯れ果てたと思っていたのに。
「嘘吐きで結構。まぁ帰してつったって、何処か分かんねぇからなぁ。残念でしたぁ!」
ジーダスは嘲笑うかの様に言い捨て、外から閂をかける。此処はどうやら神社の祠の中だった様だ。
「そんな…独りにしないで…!」
「んじゃ、オヤスミ。」
ジーダスの足音が次第に遠ざかってゆく。代わりに残されたものは、玩具の無機質に振動する音と、トトの必死に拒絶する声。
「こいつっ、抜けなさいよ!もう!」
腰を振りつつ、同時に縄を振りほどく様に暴れる。しかし、数回かやってみた所で手首に激痛が走り、やがて……
「っあ!?や…何これぇ……!」
突起を擽られるのと同時に、胎内で一番敏感な所を刺激され、奇妙な感覚が芽生える。
「あんっ!んひぃぃ……!」
そして、幾度に渡って胎内が擦られた直後だった。
「─────っ!!」
がく、がく、と不定期にトトの体は波打った。そして、彼女の中にも言葉では言い尽せない様な感覚が何度も走り抜ける。
「あ……ぅ……?」
ジーダスに弄ばれた時には無かったこの感覚。もしかしたら彼が来るまで何度も味わうのだろうか。
まるで絶命するかの様で、実際は痺れを伴った甘い痛みを。
「っ…嫌ぁ……!」
幾ら腰を引いた所で、どうにもならない。そして、暫くして再びあの感覚が蘇ってくる。
「嫌ぁあ!またっ、またぁぁ………んあぁあっぁぁ!!」
そしてトトはジーダスが来るまで延々と玩具に犯され続け、朝が来る頃には涎を垂らした虚ろな表情で虚空を見つめていた。
キィ………
「ふぁ~あ……良く眠れたか?トト……。」
ジーダスが来た頃には、辺りは青天だった。相変わらず祠には、人の気配はない。
「トト?」
ジーダスは不意にトトの異変に気付いた。さっきから玩具が動いたままで、彼女はピクリとも動かない。
床には愛液やら失禁の跡やら、様々な液体がトトの秘部から漏れ出している。
───まさか……死んだか?
恐る恐る彼女に触れる。すると、
「……はぁ…うっ!!」
ビクン!と大きく痙攣し、顎を仰け反らせながら達した。どうやら死んだというのは思い違いだったらしい。
「逝きながら挨拶とは……驚いたぜ。」
「あ……ジーダス……これ抜いて…!」
上気した顔で見つめられ、ジーダスは思わず息を呑む。そして、また欲情する。
「あぁ…抜いてやるさ。その前に水持って来たぜ。」
そう言われて、少し長めの竹筒に入った水を手渡される。
「あ……水……」
「さ、口開けな。」
トトの乾ききった唇に竹筒を指し込む。その時、口内に冷たく無味の液体が流れ込んでゆく。
「ん……んぐ……。」
コクコクとトトの喉が上下し、次第に水を飲み干してゆく。そして、暫くしてすっかり水はなくなった。
────やっぱり…この怪獣(ひと)には私を殺す気なんてないんだ。そしたら………。
飽きられたら、透の元に帰してくれるだろう。何時になるかわからないが。
「ねぇ……もっと頂戴…。」
「あぁ……あれから何も口にしてないだろ?だから……。」
いきなりズボンのジッパーを下ろし、自身を取り出す。
「ッ…!!」
「もう怖くはねぇだろ?それはそうと、ちゃんと飲み干せよ。」
そして拒む間もなく頭を掴まれ、一気に自身をねじ込まれる。
「ンン゙ッ!ぐふゥッ!!」
「オラ、舌使えよ。気持良くなんねぇだろうが。」
どうやらジーダスは当分──それも一生に近いレベルでトトに飽きない様だ。寧ろ側に置きたい位に“寵愛”している。
───こうしてゆくしか……ないのね……。
口の端が切れ、その上から何度も脅され、喉奥に自身が入り込んだ為に噎せかえり、呼吸のままならない意識の中でトトは涙を浮かべた。
───とおる………。
もうすぐ彼の絶頂は近い。そして大量の白濁——こと烙印の証がトトの口内にブチ撒けられた。
そして、数日後の夜───。
じゅぷっ、ぐちゅ……
「ふぁ、き…気持良いよ……!あ、もっと突いて…!」
「っ……ココが良いんだな?よしよし…。」
ジーダスが腰を打ち付ける度に、仰向けで開脚させられたトトは嬌声を上げる。その姿は、最早欲を貪る一匹の牝と化していた。
この日までトトは散々ジーダスに異常なまでの寵愛を受けていた。まず玩具を突っ込まれるのは当然の事、そこから後ろを目一杯弄ばれ、更には妖しげな薬で感覚がなくなるまで犯されたり……今や彼女はすっかりジーダスを拒まない様になっていた。
「ほら、足広げないと気持良くならねぇぜ?」
ぐいっ……足首を掴まれ、そのまま深々と自身を突っ込まれる。その時、先端が子宮口を少し霞めた。
「!?ひゃあぁぁん!奥までキてるぅぅ!やっ…あ、っ……ジーダスぅ!」
妖艶に喘ぐトトを見て、ジーダスはあの日と同じ様にサディスティックな笑みを浮かべた。
最早コイツは堕ちた、と。
「たまんねぇな。にしても、透が見たらどう思うだろうなぁ?」
「嫌ぁ…他の人の名前出さないで……!」
涙目で哀願され、更に自分を家族同然に慕っている人間を拒んだ彼女に、ジーダスは思わず息を呑んだ。
───フ……怪獣と人間とは所詮こんなモンだな。
余りにも脆い友情。所詮怪獣と人間の仲なんて、況してや子供の内から他者が後戻りの出来ない様な快楽を植え付けてやれば、簡単に打ち砕ける。
「あー、スマン。なら…逝くぜ!」
「はぁ……来てぇ!ジーダスぅ!」
先程とは違い、トトの蜜壺に激しく抽送を繰り返される。
「あん、あんっ!そんなに激しくしたら……死んじゃ……う…!」
「ククッ……自分から求めておいて何だ、ダラシのない。まぁ朝が来るまで散々犯し殺してやるぜ…!」
そこからジーダスは集中的にトトの弱い部分をえぐり、更には後ろも彼の尻尾を挿入して弄び、そして……。
「ほーら、出すよ?ちゃんと受け取んな……く!」
その直後に、白濁が容赦なくトトの胎内を真っ白に染め上げる。同時に
「ひ、ぁあ……んはあ゙ぁあぁぁっ゙っ!!」
ガクガクと痙攣しながら、トトは達した。そして、ジーダスは腰をゆっくり後退させ、自身を引き抜く。
胎内からドロリと白濁が流れ落ちた。
「トト……。」
時折ピクリと体が痙攣しているトトの白い体を撫でる。すると、ゆっくりと彼女の目が開いた。
「はぁ…はぁ……凄い…ジーダスのコレ、まだガチガチなのね……。」
「そりゃそうだ。まだ此所に来て一回しかヌイてないんだ。」
他にも色々と要因はあるが。すると、彼女が体を起こした、と思えばジーダス自身に舌を這わせた。
「おっオイ?!」
「大丈夫…綺麗にしてあげるから……。」
ぴちゃぴちゃ……くち……自らの愛液と白濁が入り混じった自身を口内で味わい、舌で舐め取ってゆく。
「んっ……んふぅ……。」
「う……トト……!」
トトの巧みな舌技に翻弄されながらも、ジーダスは彼女を見下ろしてまたもや不適な笑みを浮かべていた。
「良い子だねぇ……。」
彼女の頭を撫でながら、静かに呟いた。
───透、私は色々あるけど元気です。只夜が来る度にジーダスに変な事ばかりされてるけど、どれも皆気持ち良い事ばかりです。だから
私はジーダスの元でとっても幸せに暮らしてます。
完
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