R-18小説

機龍のお悩み相談 終

「……うぅ……」 電力が回復し、稼働音が鳴り止んで暫く経った後、私はゆっくりと寝台の上で身を起こした。その際に肉壺から僅かに『ぐちゃり』と粘っこい白濁が溢れ落ちる。 「っ……!」 自然と溢れ出てしまった液体が排泄される感覚で熱っぽい吐息が漏...

機龍のお悩み相談 本番編

ゴジラさんと交合ってから一日空いた後の晩。彼から“昨日コングと連絡が付いた”とのことなので、私はロビーの控室でこっそり疑似雄器を嵌めた後、専用のタッチパネルでゴジラさんの部屋を指定する。本来この役割はお客サマがする立場なのだが、今回はダブル...

機龍のお悩み相談 初体験編

「何? 儂に怪獣男娼としての手解きを教えて欲しいと?」 「そうなんです。実は私、雌としての経験はあっても雄の方で“した”経験はほぼ無くて……なので、経験豊富…いや貴方にも事情があって否応なしに男娼になったのはお気の毒と判りますが、良ければ教...

機龍のお悩み相談 序章

薄ぼんやりとした照明が灯る部屋の中、バシィッ、とヒトより大きい掌が右隣にいる雄怪獣の臀部を容赦なく打ち付ける。この時叩かれた隣の彼―――ゴジラは四つん這いのまま痛みに呻きつつ、歯噛みしながら顎を仰け反らせた。 彼が動いた弾みで寝台がぎしりと...

Libidemic(後編)

「ムタヴォア……兄ちゃん前々から気になってたんだが、シーツ片付ける時だけどうしてお前のだけこんなにぐっちゃぐちゃなんだ?」 翌日。宿舎の一室でナイフヘッドは開口一番から妹もとい同型KAIJUのムタヴォアに尋ねた。彼の手元にある件のシーツは、...

レジェゴジの場合

ある日、儂を指名したお客から「アンタの顔が怖すぎてプレイどころじゃない」との苦情が入った。こちらとしては人間の言う美醜などよく理解できないのだが、この娼館で働いている同僚のオオタチからも偶然すれ違っただけで生命の危機を感じて驚かれたどころか...

スペースゴジラの場合

ここ最近、ひどく私は不機嫌だ。というのもこのところ仕事に張り合いがないというか、マナーを知らないお客によく当たる気がする。わざわざ私を指名しておきながらいざ本番になると、そいつの意中の相手であろう女の名前を呼んで事に及ぶし、中には胸でヌイて...

はじめに

ようこそいらっしゃいませ。この店は、日々怪獣娼館で肉体的にも多忙な日々を過ごしている怪獣達に向けて、マッサージやエステを行う専門店でございます。 当店では働く彼らの為に、普段のストレスや疲れを解消するための施術、あるいは嫌なことを忘れるよう...

Libidemic(前編)

簡易照明だけが点いた仄暗い室内の中、寝台の近くで妖しく灯る青光の下で不規則に響く水音と荒い吐息だけが聞こえる。 その光源は寝台の端に座ったレザーバックの股ぐらに顔を埋めたオオタチの長い舌から灯されており、それが絡みついている対象はレザーバッ...

波打ち際の催眠淫戯 End

「んー? とうとう本気で俺らに抱かれたくなったかなぁ、ガメラちゃん?ならばおねだりしてみろよ。俺らにハッキリと判るようにな」 意地の悪い笑みと共に放たれた言葉に一瞬思考が停止するも、すぐに脳裏に浮かんだ言葉を反芻してしまい再び顔が赤くなる。...