感情嗚咽 ブクブク…コポコポ…と、自らの周りに浮かぶ泡の音を楽しむのも飽きるぐらい、どのくらいの時が経ったのだろう。 「寂しい……」 孵化した途端に、いきなり「シブヤで待っていなさい」と一匹のメガニューラに言われて、周囲に転がっている瓦礫をいじろうと... 2020.04.17 ショート小説