ガピヤ星人の兄弟たち

サデス 男性

かつてループ前の世界でウルトラマンオーブに敗れ、瀕死の状態だった所をムルナウの手によりサイボーグ化して復活した経緯を持つ宇宙人。性格は周囲が呆れるほどに前向きで暑苦しいほどにハイテンション、勝敗問わず如何に本気になれるか拘る。戦う以外の他に殆ど興味を見いだせない程の戦闘狂だが、そのせいで一般常識や社会情勢に疎い面も。更に改造された影響で例え体をバラバラにされても、本人が満足しない限り完全に復活してしまう不死能力持ち。そしてデアボリック・アベルと並んでブルトンの監視対象その4。
普段は相方のデアボリックと実弟のアベルを引き連れ、戦いある所に出向いては満足するまで暴れまくっている。それ以外では「僕達だけじゃなくてデアボリックのメンテナンスが出来ないと大変だから」と旅の途中で見つけた空き家を住処としており、毎日のように筋トレやエクササイズを欠かさない。最近はこの世界で怪獣王として君臨しているゴジラ族が気になっており、何時か彼らと本気の一戦を交わえるのを目標としている。
必殺技は跳躍して繰り出すパンチ技のギャラクティカ・サデスファクションと長剣・サデステインによる斬りつけ、そして右手に装備されたガピヤスネイクでの銃弾連射。隠し玉としてデアボリックの後ろから両手を接続することで放たれる巨大ビーム砲のデアボリックキャノン。

【一人称/僕(稀に俺)】
【年齢/本人がはっきり覚えていない為不詳】

 

アベル 男性

サデスの実弟で、兄に憧れるが故全身を彼そっくりにサイボーグ改造した経緯を持つ。その憧れから来る副産物なのか何時しか心が乙女になってしまい、普段からねっとりとしたオネェ口調で話すが、癇癪を起こしたり激昂するとドスの効いた男口調になる。更に洞察力にも優れており、何かと常識がぶっ飛んでいる兄達の代わりに交渉役を買って出る事も。
性格はサデス同様おちゃらけていてハイテンション且つマイペースではあるものの本来は暗殺を生業としており、「依頼者以外の目撃者は誰であろうと消す」を自身の鉄則として掲げている。そしていざターゲットと対峙するとついテンションが上がり、無意識のうちに手口が派手になってしまうなど、根は兄と同等の戦闘狂で冷酷無比。ただし、若さゆえにやや慢心しがちな節があり、その甘さをデアボリックに指摘されてはつい激昂してしまうのがお決まりとなってしまっている。
必殺技は兄の必殺技を模したパンチ攻撃のファンタスティック・アベルフィクションと、右腕に装備されたレールガンでの狙撃。更に兄同様の長剣を隠し持っており、こちらは主にトドメ用。サデスと違い、不死に近い再生能力は搭載していない。

【一人称/アタシ】
【年齢/非公開】

 

デアボリック 男性

前の世界でサデスの切り札を前提として生まれた個体であり、元になった怪獣や出身地が一切不明のサイボーグ怪獣。一見するとサデス達の保護者と見まごう程に老けて見えるが、自身への改造に改造を重ねた結果でこうなってしまい、実年齢は彼らよりも若い…らしい。
性格はサデス&アベルより落ち着いているものの、やはり根は彼らと負けず劣らずの戦闘狂であり、自らに搭載されている銃火器を放っている内についトリガーハッピーになりがち。かなりの自信家なのか、時々言動に笑い声が混じったりも。サデスとは皮肉を吐きつつも親交が深い反面、アベルに対しては「手がべた付く」との理由で忌避しており、つい若造呼びしては彼の怒りを買ってしまい、撃ち合いの喧嘩になる。
右目部分は相手を捕捉するためのスコープで覆われており、左腕は巨大な機関銃、右腕には三本の爪を持ったジェムアーム。更に両肩には三連砲・小型ミサイルポッド・光弾発射機が詰まれている。
必殺技は積載量オーバーと思えるほどのフルウェポン一斉掃射を始めとして、その右腕から放たれるジュエリックブレーズと、背中のバーニア部分にサデスの両腕を繋ぐことで口から飛び出すビーム砲門から放たれる巨大ビーム砲・デアボリックキャノン。

【一人称/儂】
【年齢/改造化の影響で不詳】