住処・施設など

怪獣たちの住処など。

東宝怪獣

【怪獣島】
その名の通り国際連合が用意した人工島で、怪獣達の住処。ゴジラを始めとした地球怪獣達が独自の社会を持ちながら暮らしている。
当初は種族間の違いもあってなかなかコミュニケーションが取れず、殺伐とした毎日を送っていたが、ある日昭和ギドラ(龍鬼)の襲来で一致団結し、それ以来壁が薄れて今の枠組みができた。
島の中心にはゴジラ親子が住んでいる岩山があり、その離れた箇所では怪獣達のブレイン・マンダを始め、アンギラス、ゴロザウルス、バラゴンの家がある。
高くそびえ立った山にはラドン、バラン等の飛行怪獣が生息している。
密林の中にはクモンガの料亭(宿舎もあり、カマキラスが住み込み中)、ガバラの秘密基地、モスラの別荘、海辺にはエビラの仕事場等あちこちに彼らの住処がある。
環境は毎日が常夏で寒さの概念がなく、島の大半を占める森林地帯には様々な木の実が沢山採れる。

【インファント島】
ご存知モスラ親子の住む島もとい実家。怪獣島から少し離れた場所にある。住民はまばらながら存在し、モスラと唯一話のできる双子の小美人を巫女として崇めている。
かつて島を始祖ギドラに焼き尽くされた過去があり、その激戦のあった場所は現在立ち入り禁止となっている(本人?が封印されている為)その番人はバトラの役目である。
お盆の時期になれば怪獣島からモスラ達が帰省し、亡き夫と次女の為に黙祷を捧げている。

【ゾルゲル島】
初代ゴジラが産んだ卵(後々のミニラ)が流れ着いた島。当初は巨大カマキリやクモが住んでいたが、人間達の実験により突然変異、今のカマキラスとクモンガを生み出した。
当時ゴジラは戦闘狂であり、孵化したてのミニラにさえ興味を示さなかったが、ふとした気紛れで育てる事になった。一時的は雪が降っていたが今やその跡はなく、カマキラスの同族しか住んでいない。

【アドノア島】
北海道より北側に存在し、その奥にラドンの“遺産”が隠されてある。厳しい気候はさながら常に強風が吹き荒れており、他者の侵入を許さない。

【ラドン旅館】
阿蘇山の近くにある旅館。支配人はラドンで、従業員はメガギラス率いるメガヌロン族の皆様。
温泉や限定グッズをウリにしているが、最近はプールが付いた事により客の入りが絶えない。しかし、それに高じて時々ラドンが女性客をナンパしているという噂もある。都市伝説として「青い肌の座敷童を見た者は幸せになる」という話があったが、それが偶々宇宙から流れ着いたドゴラだと知り、以来住み込みで働かせている。
その裏には、ラドンの両親の墓が立ってある。

【結晶邸】
都内にある、ビオランテとスペースゴジラの住んでいる豪邸。とにかくデカい。屋敷内には日夜メイド代わりの蔦が揺らめいており、半ば密林状態。
その周囲には防犯システムを兼ねた結晶がそびえ立ち、許可なく立ち寄った者への侵入を拒む(結晶邸と呼ばれているのもこの為)時々怪獣間でのパーティーが夜通し開かれていたりする。

【防衛庁】
名前の通り日本政府が怪獣達を監視している場所。内部はあちこちで開発・訓練が成されており、格納庫にはメーサー車や戦車、戦闘ヘリ等様々な対怪獣兵器が配備されている。
そこに属する巨大生物対策部隊は全怪獣達にとって「警察」の様な存在。最近は新入隊員を募集している模様。

【シートピア海底王国】
メガロの実家で、イースター島の地下深くに存在する国家。外部との連絡は、地上にあるモアイ像を介して行う。国王はアントニオ。環境は常に人工太陽で照らされており、国民が寒さに震える事はない。
かつて核実験により壊滅しかけたが、M宇宙ハンター星雲の協力により何とか立て直した。しかし人口は少ない代わりにロボットが存在し、神殿内にはメガロの使役となる同族の甲虫怪獣が数匹いる。

【沖縄・万座毛付近】
国頭家とキングシーサーが住んでいる屋敷がある。特に万座毛はその外見からゴジラがよく立ち入る場所であり、シーサーと逢瀬を交わしている。
その為しょっちゅうメカゴジラ達からマークされているが、やはり天願からは余りよく思われていない。

【真船家】
真船博士とその娘・桂が住んでおり、現在チタノザウルスとBH第三惑星人の支配下から逃れた昭和メカゴジラが同居している。

【北上川上流付近】
バランの実家もとい湖がある。その近くにある村では独特の文化と風習が立ちこめている。最近は少しずつ閉鎖的な雰囲気から脱却しつつある。

【ニライカナイ】
沖縄の海に突如として現れたピラミッド。住人は女王ユナとダガーラ。
内部にはあちこちに様々なトラップが張り巡らされており、ユナの元に行くのは一苦労。その複雑さとは裏腹に、ダガーラだけは熟知している為すんなり行ける。

【ギャレゴジ邸】
アメリカの離れ小島に立っている日本家屋。そこでは家主のギャレゴジ(ラオ)が独りで住んでおり、庭の手入れも自らが行っている。風情ある佇まいの中、小鳥等の小動物を始めジラが時々遊びに来たり、MUTO♂から嫌がらせを受けている(例・盆栽を盗まれたり、苔庭を荒らされたり等)

 

【ギドラ邸】
宇宙のどこかに存在する、地球とよく似た豊かな緑のある惑星の上に立つ施設。結晶邸と引けを取らない程に大きく、内部ではあまたものギドラ兵を収容しており、日夜訓練が行われている。ある一室には荷物を一瞬にして運ぶ転送装置があり、そこからメガロが遊びに来る。司令室にはカイザーがおり、キングギドラは常にその場を離れない(偶に例外もあるが…)
隣の森には研究施設があり、地球以上のテクノロジーを駆使して日々様々な結果が出されている。

【何処か遠くの名も無き惑星】
デスフォデスが住処としているスラム惑星。治安が悪いばかりか環境も年中雨が降り注いでいる上に至って劣悪なため、ヘドラが時々居着いたりもしている。
此処でガイガンとキングギドラは運命的な出会いを果たした。


大映・角川怪獣

【ガメラ邸】
日本の何処か深い森林に存在している質素な日本家屋。食料も自給自足で、野菜を育てる為の畑がある(時にトトが買出しに出てくる時も)
周囲の森では何時もガメラ姉妹が鍛錬を積んでおり、家を開けている事がほとんど。

【姫神島】
ギャオス族のアジト。昔は人が住んでいたが、今はギャオス族があちこちで幅を利かせている為、ゴーストタウンとなっている。
更に鬱蒼とした森を抜けた奥地では洋風の邸があり、ニーヴァやジーダス、イリスを筆頭とした首領達が住み着いている。

【レギオン邸】
日本国内某所に存在する広々とした武家屋敷。同時に植物園且つ忍者屋敷でもあり、主のもとへたどり着くにはソルジャーレギオンの案内ナシでは多大な苦労を要する。
レギオンが宇宙生物なのに対し、なぜ不似合いな日本家屋なのかは自らを打ち破ったガメラへの憧れを秘めているから…らしい。

【ウェスター島】
ジャイガーとバルゴンが住む島。地中には悪魔の笛が封じられていて、掘り出そうとすればジャイガーの鉄槌を喰らう。
時々ウェスター島からジャイガーがバルゴンを連れてニューギニアの孤島へと帰っていく姿が目撃されている。

【東条海岸周辺】
近くにとあるシーワールドがある事で有名。浜辺にはバイラスの宇宙船が駐在していて常に地球怪獣を観察するのもさながら、ガメラへの復讐のチャンスを伺っている。
海の底にはジグラの海底基地があり、作戦会議のためにバイラスが時々お邪魔してくることも。

【ギロン道場】
レギオン邸程に広大ではないものの、ギロン手がける日本庭園が特徴的な剣道場。現在門下生を募集しているが、本人が洗脳時の後遺症持ちの為に中々集まらない様子。弟子以外の者が不用意に入ろうとすれば彼が斬りかかってきたりするので、アポ無しの訪問には注意が必要。
毎日のように縁側で座禅を組んでいるギロンを始め、彼が庭で刀の修行に励んでいる姿を見かけたり、ごく希にアンティバースからお忍びで訪ねてきた初めての弟子・ナイフヘッドが道場を出入りする姿を見ることがある。


円谷怪獣

【嶺門家】(れいもんけ)
レイオニクスのレイを家主とするゴモラ達が住んでいる、ZAPから提供された一戸建て住宅。
今では戦いを忘れて優雅に暮らしているものの、近所のセブン家に住んでいるミクラスやアギラを始め、時々型破りな怪獣や宇宙人が訪問してくる事も。

【アパート・ENBAN】
円盤生物ノーバを管理人とする宇宙人専用の賃貸アパート。温和な住人もいれば、タイラントを始めとする凶悪怪獣が住み着いているというある意味危険な場所。
ただし規約を破ったり家賃を払わない者に対しては、ノーバからのお仕置きが待っている。

【セブン家】
ウルトラセブンを家主としている近未来的な住宅。けれど最近はセブンが光の国に滞在している事が殆どであり、家の留守は専らウルトラマンゼロか、ウインダムに任せっきりである。しかし時々、眠たそうな目をした丸っこい二足歩行型ロボットがこの家周辺を徘徊しているとの噂がある。

【ヤプール次元】
名前の通りヤプールが支配している異次元。内部には赤い霧が張り巡らされている中、彼の創り出した超獣が住み着いており、独自のコミュニティを築き上げている。無論一定の条件がない限り地上の者は入る事が出来ず、逆に超獣達は何時でも好きな時に地上に降り立てる。

【ブルトンのいる場所】
この世界と隔絶された、ヤプール次元ともアンティバースとも違う小さな異世界。
内部には繭型となって今も眠るイフと、シン・ゴジラ第二形態こと蒲田くんがブルトンの監視の下暮らしている。そして彼らを取り巻く環境もまた摩訶不思議な現象が絶えない。
この世界が滅ぶとき、彼が時間を戻して貼り合わせた世界もまた無に帰すと言われている。


KAIJU

【アンティバース】
環太平洋に位置するKAIJU達の本拠地。前の世界ではプリカーサーの出撃許可がない限りブリーチは開かなかったが、今は全KAIJUにブリーチを開かせる能力を持たせた事で、何時でも好きな場所でアンティバースへ帰れる様になった。外部の者が入るには、プリカーサーと各KAIJUの同意が必要となるが承認は至って難しい。
内部にはプリカーサーの住んでいる研究都市とKAIJU製造工場を筆頭にナイフヘッド家、オニババの棲家、レザーバック&オオタチ・コタチ宅、スラターン邸宅など各々の住処がある。

【アンティバース2丁目】
ライジンの出現によって新たにできたアンティバース内区画。存在する建物はライジン邸宅とその裏に地上へたどり着けなかったKAIJU達の墓所、小型KAIJUリッパーズの格納庫がある。
周囲にはかつて前の世界で猛威を振るっていたドローン・イェーガー達が止まることなくたむろしており、独特な気配を醸し出している。
時々ライジンが配下を引き連れて、下々の者を見に来たりもする。