怪獣島の住民たち

アンギラス 男性

お馴染ゴジラの弟分兼ミニラの相談相手。筋金入りの野生児。生まれつき背中にトゲの生えた甲羅を背負っている。性格は陽気でカンが鋭く、やや無鉄砲。
怪獣島に来た当初はアンギラスの父を葬ったゴジラの事を信用できず、いつか父と同じ目に遭わせてやろうと敵対心でいっぱいだった(アンギラスの父がゴジラを襲った理由は、新天地の開拓の為に岩戸島を拠点にしようとしていたところ、彼と鉢合わせになった為)。
しかしある日、初代キングギドラの襲来で彼とその舎弟・ゴロザウルスが窮地に追いやられているのを見捨てようとしたところ、ミニラと幼虫モスラの説得で加勢を決意。彼らと団結して辛くも勝利を収めたものの、その際に足を負傷したゴロザウルスに変わり、正式にゴジラの舎弟となる。
今ではミニラの良き相談相手で、いつしか仲良くなった地底怪獣バラゴンとは友達以上彼女未満の関係を築く。
常に額につけているバンダナは父の形見。ガイガン始め機械系に多少のトラウマがある。
必殺技はすばしっこい動きを利用しての体技と体を丸めてのアンギラスボール。

【一人称/オイラ】
【年齢/13歳】

 

ラドン 男性 (愛称・カント)

常に赤いシルクハットと赤いスーツに身を包んだ紳士。性格は至って誠実でクールのつもりが、相当な女好き。その悪癖は本人曰わく「愛に生きている」の事。そしてゴジラも引く程の腹黒。しかしその行いのお陰で、最後には大抵ブーメランが返ってくる。副業で阿蘇にある温泉宿を営んでいる。昔両親をそこで亡くし、以来独りで育ってきた。現在メガギラス率いるメガ族一同とドゴラの保護者。愛称はアイヌ語で「空」の意。
必殺技はシルクハットからのウラニウム熱線、羽ビンタ。

【一人称/私】
【年齢/25】

 

ガバラ 男性

怪獣島一番の悪童子。俺様主義で常に悪知恵を働かせており、イタズラが大好き。そして日頃の行いのせいか貧乏くじを引きがち&自分の要領を知らずに他者に喧嘩を売ってしまい、トラブルを持ち込んでくることも……。
武器は相手を掴んでの放電と肉弾戦。現在心を入れ替える為、アンギラスとバラゴン共々ゴロザウルスの元で修行中。

【一人称/オレ】
【年齢/12歳】

 

エビラ 男性

怪獣島の漁師。そしてジラのお得意先。元々は狂った漁師という異名でレッチ島に飼われていたが、ゴジラの活躍(暴走ともいう)により島が壊滅し、あてもなくさ迷っていた所をマンダに誘われ、以来怪獣島に身を置く。気っぷしの強い職人さん。
技は背負っている銛・槍から繰り出されるクライシス・シザーズ。

【一人称/ワシ】
【年齢/26歳】

 

バラゴン 女性(愛称・ルシカ)

愛称はアイヌ語で「怒る」の意。アンギラスのGLかつツッコミ役。彼同様とても陽気で、ちょっとボーイッシュな野生児。しかし元々肉食恐竜の性か、一端キレると激しい口調へと変貌する。護国聖獣と何らかのつながりがあるらしい。
地中に住み家があり、そこで夜を過ごす。昔は昼が苦手だったが、アンギラスのお陰で克服した。
必殺技は穴掘りと火炎放射。

【一人称/アタイor私】
【年齢/12】

 

ゴロザウルス 男性(愛称・テレケ)

ストリートスタイルの服装をした青年で、怪獣島に住む住民たちの兄貴分。私設の怪獣道場の師範でもある。
本来ゴジラの相棒となるはずだったが、ギドラ(龍鬼)と戦った際に足が不自由になり、その座をアンギラスに譲る。性格は大雑把で脳天気、独特の訛りで話す。しかし仲間を傷つけられれば容赦はしない。その一方で、ジラに足技使い同士としてライバルを持たれ、迷惑している事も。愛称はアイヌ語で「蹴る」の意。
技は本来は足技だったが、今や棒術がメインとなっている。

【一人称/オレ】
【年齢/22】

 

マンダ 男性
角無しマンダ 女性(愛称・エオリパ)

怪獣島一の知恵者。何千年も生きてきた為、色々な知識を兼ね備えている。常に片手に辞書を持つ。性格は気立てが良く、一族の区別なしに悩みを聞いてくれる。同じムー大陸出身ジャイガーとは昔同僚で、時々彼のいるウェスター島に赴いては交流している。

妹は兄と同じく、お淑やか。同性の幼虫モスラやバラゴン、カマキラス達とクモンガの良き話し相手。ただし時々ムー帝国の女王が取り憑き、高飛車な態度になる事もしばしば。故に、怪獣島では彼女の実年齢を訊いてはいけないという暗黙のルールがある。愛称はアイヌ語で「尊敬」の意。
技は兄妹ともども巻きつき攻撃で、兄は神通力、妹は予知能力を使える。

【一人称/私】
【年齢/??】

角無しマンダ
【一人称/私】
【年齢/兄と同じく不明】

 

バラン 男性(愛称・フレア)

愛称はアイヌ語で「茶色(フレ)+ムササビ(ア)」の意。怪獣島の私設郵便局員で毎日多忙の生活を送っているが、時たま帰る故郷では神様扱いされている。
性格は至って真面目で几帳面。自分より早く飛べて、女に良くモテるラドンを密かに尊敬している。しかし、彼にまつわる黒い噂(女癖の悪さ)を知らない。
技は主に風起こしとかく乱。

【一人称/僕】
【年齢/24】

 

カマキラス 女性

所謂コギャル。休日になると同族のカマキラス二匹がゾルゲル島から遊びに来る。性格も全員あっけらかんとしているものの、口やかましくてやや自己中。何時か皆で世界一周旅行をするのが夢。故にクモンガの元でバイトしているが、密かに彼女を恐れている。
技は全員とも鎌と槍攻撃、周りの景色に溶け込むステルスモード。

【一人称/アタシ】
【年齢/15】

 

クモンガ 女性

怪獣島で料亭を営んでいる気の強い姐ご。普段は飄々としており穏やかな印象を受けるものの、その本質は蜘蛛らしく、執着心が強い。着物の裾に針を仕込んでいる。裁縫が趣味。少々ショタっ気があるらしく、ミニラが気になってきた。でも大抵は手を出す寸前の所でゴジラに阻まれる。現在生涯を共にする伴侶を募集中。
技は相手を捕らえる蜘蛛の糸と、高威力の毒針。
【一人称/私orアタシ】
【年齢/27】