ギドラ族

キングギドラ 女性(愛称・龍聖)

お馴染みゴジラの宿敵。元々は男性だったが、あるきっかけを機に両乳房から顔が現れ、完全な女体になってしまった(恐らく父・龍鬼の怨念だと思われる)しかし、あくまでもカイザーの双子の“弟”として健在中。自分から打ち明けない限り、他人から女扱いされる事を極端に嫌う。
性格は高貴な軍人に恥じず自他ともに厳しく、極めてプライドが高い。しかし自らを慕うガイガンを始めとした同族達にはさりげない優しさを見せる半面、彼と結ばれたメガロを疎ましく思う面も。スペースゴジラとは互いに実力を認め合った友人関係で、彼女の自宅・結晶邸によく誘われている。
戦闘時には両肩から金色の竜を出して引力光線を放ち、相手を翻弄する他にも蹴りをメインとした体技も得意としている。
緊急時に右目が仮面で隠れたメカキングギドラと化し、主に銃を使った戦闘を行う。他にも腹部のマシンハンドで相手を拘束可能。

【一人称/余、ある程度心を許している相手には私】
【年齢/29】

 

カイザーギドラ 男性(愛称・龍皇)

キングギドラの双子の兄。全宇宙に存在するギドラ族を管轄する実質上の長。性格は弟と似て冷徹で頑固、表情を滅多に変えない。けれど厳しい態度の中にも弟&部下思いなのは変わらず、同族に危機が起これば自身が盾として出向いて応戦することも。
ただし何故か酒には弱く、いったん酔えば誰彼構わず絡んだり、口調も一層砕けたものとなるせいで弟のキングギドラからは一族の長としての威厳を保つためにもなるべく禁酒を勧められているが、一族最強&司令官故の重荷でストレスが溜まり過ぎてどうしようもない時にこっそり嗜んでいる。
普段は機敏性を生かしたモンスターXの姿で生活している為、相手への小手調べや自分が雑魚と見做した者には俊敏な動きの格闘戦が主になる。
必殺技はデストロイド・カイザーと、見る者を圧倒させる多種多様の体技。

【一人称/私】
【年齢/29】

 

デスギドラ 男性

宇宙支配の為、始祖のキングギドラに配下としてマグマから作られた人造兵士。かつてあちこちの惑星を破壊した挙句モスラ一族によって地球で封印されていたが、後々カイザーが新たな戦力になるとして復活させた。
性格は至って気まぐれ且つ大雑把で口が悪いが、同族一長生きの為か時々兄貴分の表情を見せる。そしてガイガンとはギドラ族の亜種且つ一度死を体験をした者同士であるからか悪友関係。感情が昂ったり癇癪を起こすと「ケーッ!」と喚く癖がある。
かつて自らを封印したモスラ(緑の方)に執着しており、何時か捕食対象として手段を択ばず画策中。弱い者に対しては死ぬ直前まで徹底的にいたぶるという嗜虐癖がある。
殺されても完全には死なず、大量の植物(生命)エネルギーがあれば直ぐに蘇ってくる。そして予知脳という謎の器官(但し予知とは裏腹に悪い事ばかり当たる)がある。
必殺技は地割れを起こしての火炎攻撃と怪力、そして自らの死をも厭わない自爆攻撃。

【一人称/オレ】
【年齢/不明。少なくとも6500万年以上は生きている模様】

 

ガイガン 男性

ギドラ達から一目置かれている部下兼彼らのボディーガード。細腰で、長くて青い髪が特徴。性格は融通の利かない冷静で上官達に並ぶ位に残忍。但し若さ故に諦めが早かったり、自身に死の恐怖が迫れば弱気になったりと、ややヘタレ気味でよく上司のキングギドラやメガロにその事を咎められたりも。
ギドラ軍に入隊した直後、デスフォデスとその手引きした不良達に惨たらしく殺害されそうになっていた所を偶然にもキングギドラに発見され、その際に失われた四肢を武器付きの義手・義足に付け替えた形で復活する。その経緯から彼を強く敬愛しており、彼に仇をなす外敵から一生涯守り通していこうと心中で誓っている。
メガロとは昔からの相棒であり、かつては妹の様に見ていたが彼女がカミングアウトしたのをきっかけに(年齢が近いのも幸いして)、その関係は親密になりつつある。
必殺技はギガリュームクラスター、鎌orチェーンソーを使っての刃物攻撃。

【一人称/オレ(稀に僕)】
【年齢/20歳】

 

キングギドラ2019 男性(愛称・ルケティウス)

ギリシャ語で「光をもたらす者」の意。時間逆行の際、こっそり地球から逃げ出して再び王に返り咲くべく力を貯める為に宇宙を漂流していたが、何時しか「何処か遠くの名も無き惑星」に辿り着いてしまい、そこで見知ったデスフォデスに新たな獲物だと標的にされている。しかし本人は大して気にしておらず、「血の気が荒いが最初の配下が出来た」として腐れ縁の仲となる。
現ギドラ族との関係は「王である自分が軍人に入り混じって戦地に立つ必要はない」と思っていて入隊には後ろ向きだが、全怪獣の絶対的な王になるチャンスを掴めると思ったら自ら戦陣に赴くことも。その不純な目的の為、ブルトンの監視対象その1に認定されている。
性格は神父姿に違わず誰に対しても説法を交えつつ温和に接するが、それも新たな配下を作るための演技で本来の性格は常に血に飢えており、残忍で狡猾。そのせいでカイザーギドラ達からは「戦力にはなるが、王になるためには同族を手に掛ける事すら厭わない」として警戒されている。GODZILLA(ギャレゴジ) とは前の世界から因縁の仲でありながら執着している内にいつしか歪んだ愛情が芽生えており、愛憎入り乱れた思いを抱いている模様。
サイドヘアーに付けている豪華な髪飾りは本来左右に付けていたものの、その右部分は前の世界で起こしたゴジラ族皆殺しの際に吹き飛ばされた(デュオがいつも不機嫌なのもこの為)。
また、肩にかけたストラからはギドラ族特有の龍の頭が出現し、それぞれが独立した意思を持ったうえで人語を介せる。左右の首を切断されても時間を置けば自己再生が可能。
必殺技は引力光線と、ストラから伸びる左右の首からの噛み付き攻撃。更に激昂時には全身から放たれる全方位の稲妻で、周囲の敵を殲滅させる事も可能。

【一人称/我(王モードの時は余)】
【年齢/見た目は若いが、古代世界から生きてきた為長寿】

 

デュオ(右)&トリア(左)

主・ルケティウスの肩から掛けているストラと同化している左右の首。次男デュオの方は前述の事があって常に苛立っているばかりか主の黒い部分を凝縮したような性格で、弱者を虐めたり煽ったりするのが好きなドS。
トリアは末っ子気質なのか、いつも好奇心旺盛で遊び好きな甘えん坊。よく舌を出して、自分達にとって悪い奴ではないか味見をしたがる癖がある(そして主によく咎められる)。
どちらかが本音を漏らすせいで主から叱責を喰らうも、何だかんだで彼が大好き。デスフォデスの事はトリア曰く「口が悪くておっかないけど良い遊び相手」と認識している模様。

デュオ
【一人称/俺】

トリア
【一人称/ボク】

 

キングギドラ(昭和ver) 男性 (愛称・龍鬼)

現キングギドラとカイザーギドラの父親。かつて地球怪獣達に集団リンチを受けて殺されたキングギドラの亡霊。水面や鏡、ガラスなどの中から現れる。妻を殺した(と、龍鬼が思い込んでいる)次男のギドラを未だに憎んでいる。
性格はギドラ族でも比類を見ないほど残虐で冷酷な戦闘狂。手段の為には他者を犠牲にする事も厭わない。
しかしその反省を贖わせるかの様に、幾多もの宇宙人達に捕まり、何度も洗脳されて遂には狂った。故に、蘇った今は両肩の龍だけが発狂している状態。
一度死んでもその力は衰える事はなく、寧ろ健在中。技は引力光線と超念力。

【一人称/儂or我】
【年齢/50歳】

 

グランドギドラ 男性 (愛称・龍爛)

宇宙を統括する一族の始祖だけあって、生命力は半端なく高い。尻尾の一切れだけ残っても、完全に封印されない限り元の姿に再生する。そしてデスギドラの産みの親でもあり、デスフォデスの保護者でもある。かつては幾多もの生命を滅ぼし、殺戮による血の轍を歩んできたが、今はモスラの住むインファント島に封印されている為、ギドラ族内では伝説として語り継がれている。
性格は何事にも動じない冷血漢で普段は口調こそ穏やかだが、その反面とても執念深く、激昂するとヤングギドラから受け継がれている素の不良モードになる。
己に逆らう者には一切容赦せず、例え同族であろうと躊躇なく消してしまう。けれど最近は、何故かショタロリ萌の気が芽を出し始めてきた。そして自分を封印したセラフィに憎悪を抱いている反面、歪んだ愛情を抱いている。
必殺技は目にも止まらぬ早さで撃ち出される稲妻(小島を真っ二つにする威力)と絶え間なく撃たれる火炎弾、そして他人を意のままに操る催眠術。

【一人称/余or俺】
【年齢/見かけは30程だが、極めて長寿の為測定不能】

 

デスフォデス 男性

本家オリジナル怪獣。始祖キングギドラに拾われ、彼の元で育てられていたが、不死身の兵士(後々のデスギドラ)を造るべく利用されていたのを知り、暴走した。
明くる日、始祖キングギドラに自身の存在を認めてもらうべく行った同族大量殺しが発覚し、処刑=隕石にされて追放させられた。その時出来た顔の傷と手足の傷は今でも消えない。以来、デスギドラを含めた全ギドラ族に復讐を誓う。
数千年経ち、どこかの惑星で狩りを楽しんでいたところ、パトロールに来ていた若かりし頃のガイガンに目をつけて殺そうとしたが、寸前でキングギドラに邪魔をされ、敢えなく失敗。以来ガイガンをアレな意味でいたぶりたい対象として、執拗につきまとう。
性格は慈悲なんてものは一切存在せず、粗暴かつ冷酷で嘘吐きな鬼畜。笑い方もこれまた品がない。
武器は何でも灰にする黒い炎と、伸縮自在な槍状の尾で相手を切り裂いたり貫いたりする残虐な戦法を好む。更に自身が散らす白い羽根で負傷部分の治癒も可能。
羽の形状は、片方がギドラ族特有の形で真っ黒、その片方が天使の如く真っ白な羽に包まれた異形の姿をしている。最強必殺技は空気中の熱を吸収し、そこから一気に放つマーダーブレイズ。

【一人称/オレ】
【年齢/推定25だが、長寿の為実年齢は不明】