【スペースゴジラ(雌)】
長年宇宙を漂っていたが、ある日「社会勉強」と称して娼館へ。だが、その真の目的はここを拠点に理想の雄を集め、ハーレムを築くことにある。
彼女が求めるのは、強く逞しい雄。気に入らなければ女帝のように高圧的だが、一度認めた相手には夜通し求めてくるほど情熱的。
ゴジラ譲りの豊満なボディによる圧倒的な谷間責めは、地上でもなかなか類を見ない快楽。すべてを搾り取られないように気をつけよう。
ただし意外な弱点を突かれると、一変して従順になるという噂も……?
「さて、今宵の相手は貴方って訳ね。私のお客として相応しい雄であればいいのだけれど。それとも…わざわざ特徴を読んでおきながら私にイジメられに来たのかしら? そんなんだと、とても優しくなんてしてあげられないわよ」
挨拶代わりに詰りつつ、私は部屋に来たお客様に視線を向けると、そいつはズボン越しに股座を盛り上がらせている。
全く、早々から挑発されているのに興奮するなんて随分な趣味をお持ちね。恐らくこの大き過ぎる胸を見て興奮しているのだろうけど、どうせ毎晩嫌というほど味わってきた何時ものパターンだ。これまで来たお客のように大したサイズではなさそう。
「ねぇ貴方、何時までそこに突っ立ってるの? さっさと準備して頂戴?」
私の一言ではっとした彼はおずおずと着ているものに手をかけ始める。こっちもわざわざ相手の衣服に触るつもりはないし、力加減を間違えたら簡単に引き裂いてしまいそうだからじっくり見つめていた。
そして、未だ羞恥が残るのか震える手でズボンを下に下ろした瞬間ぶるん、と音が聞こえんばかりに姿を表した肉刀に、私は思わず息を呑んだ。
「…ッ!? う、嘘…なんて大きさなの…!」
まるで天に向かって伸びるかのように反り返ったソレは、私にとっては久方ぶりに見る代物だった。
立派に張った肉傘を始めとして、幹にまとわりつく血管が複雑な模様を成しており、宛ら磨きたてのミサイル並に煌めき力強く勃起していた。先端からは興奮故に欲の樹液を滲み出しており、凝視しているだけで腹の奥底が疼いて仕方がない。
無意識に開いた口から熱い吐息が漏れ、しばらくは彼の股間から目が離せないでいた。
そんな中、相手が心配そうに私の名前を呼んだ事で私の思考は現実に戻される。
アレに見惚れてから正気に戻るまで少なくとも分も掛かっていないのは間違いないけれど、余程長い間硬直してしまっていたらしい。
「や、やだ…私ったらすっかり魅入ってしまってたわ……」
しかも飢えた犬みたいに涎まで垂らしてたらしく、胸に数滴か滴ってしまっている。こんな調子じゃあ先が思いやられるかもしれないわね。でも、それも1発射精させてしまえば今までのおちんぽみたいに大人しくなるだろうと思い、「始めるわよ」と一言で言いつつ、不本意ながら跪くと目の前にある巨大な男根へと乳房を近づけた。
「あん…♥ もう、暴れちゃだめじゃない」
乳肉の表面が軽く触れただけなのにびくん、とその竿が跳ね上がり指先に熱い飛沫が弾ける。その熱い感触だけでも脳髄が痺れるような快美を覚え、もう辛抱ならないという具合に口の中に溜め込んだ唾液を流し込むと、両手で左右から挟み込み一気に押し潰すように擦り合わせていく。コレをされた途端に上からお客の悲鳴に近い声が響き、同時にまた男根がびくびくと激しく痙攣を始めたのが伝わってきた。
「うふふ……感じちゃって可愛い♥ どうやら私の見込み通り貴方は期待できそうだわ。…あら、どうかしたの? まさか私と対面した際に言ったこと忘れてる訳じゃないでしょうね」
乳房による男根拘束を止めないまま、私は上目遣いで相手に冷たく言い放つ。すると、先程まで快楽の余韻で荒い呼吸を繰り返していた相手は改めてこちらに向き直ると、情けない声で返事をした。
「そう来なくちゃね。それじゃ、私が良いって言うまでお射精しちゃダメよ?もし許可なく出したりしたら……」
そこまで言って一旦言葉を切ると、私は相手の顔をじっと見据えながら両肩の結晶を光らせる。これは欲情から来るものではなく純粋に威嚇だ。
「結晶漬けにして部屋から叩き出しちゃうから♥」
そう告げた後、引き攣った返事をスペースホーン越しに聞き流すと私は再び自分の胸元に視線を落として、再び左右の胸で挟み込んでいるモノへの締め付けを強めていった。上下にだぷだぷと動かせば肉棒の脈打ちは更に激しさを増していき、それに比例してカウパーの量は増えていく。動かした弾みで胸が僅かに開くと肉の隙間から白い糸が引いており、谷間に溜まったそれは重力に従って垂れ落ちていた。
「あらあら、先走り汁だけでも孕みそうな量を出すなんて……♥ 言いつけ通り我慢してるのは偉いわ」
このまま仮初のご褒美として射精させてあげても良いのだけれど、私の方も胸を動かしているだけでは全然楽しくない。そこで退屈しのぎに、少し苦めの出したてシロップを味見してみることにする。
「んむ……ちゅぱ、れろぉ……♥」
谷間に挟んだままの先端から滲み出る白濁混じりの粘液をじゅるり、と舐め取り、そのまま口に含むと舌の上で転がしてみる。やはり若い雄の味だ。まだ雌慣れしきっていないせいかコクや味の方は薄いけど、それでもこの巨根から醸し出されるギャップに私は妙な興奮を覚えてしまい、もっと味わってみたくなる。
「んむぅ…♥ はぁっ、はぁ……っ♥ おいしぃ……んっ、じゅるっ♥」
もっと味わいたくて何度も何度も舐め取る内に、「やめてくれ」と言わんばかりに肉竿が一際大きく震えた。それが面白かったから何度も往復させると、今度は我慢の限界を訴えるかの如くお客の腰がぐい、と前に突き出され、勢いで乳肉がぎゅむっと軋む。
「あ……んっ!こ、こら…勝手に動かないで!」
突然の行動に思わず声を張り上げてしまうものの、忽ち私の嗅覚に青臭く生臭い匂いが漂ってくる。恐らく乳圧による忍耐を強制された分だけ溢れ出てきたのだろう。
自分勝手も程々に…と抗議しようとしたが、その若いエキスから醸し出される芳香に私は酔い痴れてしまう。
ああっ、何て青くて甘い香りなのかしら……これだけ私の好みに見事合致したフレーバーを嗅がされたら理性が蕩けちゃうじゃない。
「もう、仕方のない子ねぇ…♥ 良いわよ、ご褒美に貴方の孕ませ汁を思う存分出して頂戴?」
その言葉に相手はこれまた情けない声で感謝を告げると、再び私のされるがままになる。当然だ、ここまで我慢させられたら量も物凄いだろう。期待しつつ私は自分の胸を支えている腕に力を込め、その分胸を強く押し付けた。
「ほぉ〜ら、コレでトドメよ♥♥」
途端、今までで一番激しい脈動と共に狭まれた鈴口からマグマのように熱く濃いミルクの飛沫が飛び出し、それを全て受けようと私は乳房で蓋をしたが間に合わず、顔や角に熱いシャワーをもろに浴びてしまった。
「んぶっ!んはぁぁ……っ♥ やだぁ…こんなにいっぱいぃ……♥」
青臭いフレーバーを醸し出しながら粘度の強い白濁がどろり、と滴り落ち、私の顎下を伝う。勿論乳房の上も白い泉と化してしまって、谷間からぼとぼとと滴るのを見つめながら私は絶頂にも似た心地良い痺れを感じていた。しかもその白濁の量ときたら尋常ではなく、腹部の筋肉にも乾くことなく新鮮なソレがしとしとと降り注いでいる。
「ふふ、私のおっぱい気持ち良かった? まだ硬くしてるなんて、伊達に見掛け倒しじゃないのね。でも、本番はまだこれからなんだから……せいぜい気合い入れなさいよね」
口許にまとわり付く甘苦い精液を尻尾で拭い飲み込みつつ、未だ余韻で息を荒げている相手に言い放つと、備え付けの紅いキングサイズベッドに手招く。勿論これは怪獣とのプレイ用に作られているため、少し無茶をしても壊れないようになっている。もっとも、この私を相手にそうそう乱暴に扱うことは滅多にないだろうけど。
ギシ…とスプリング音を立たせながら相手に尻を向ける形で寝そべると両肘を立て、上体を後ろに反らす姿勢を取る。
相手の熱っぽい視線を痛いほど感じ取ったところで私は尻尾を動かし、熟れた女性器をちらちらと見せつけた。ここでもわざと焦らし、相手の劣情を煽り立てる。
「んふふ、やぁね…早く挿入れたいの? ひどくおちんちんバッキバキにして、ほんっと解りやすいわ。これだから雄って単純だから困―――ッ!?」
私の嘲りが終わらない内に相手は既に行動を起こしており、いつの間にか私の尻を掴んだかと思うと十分過ぎるほど屹立した凶器をずりずりと後孔と雌蕊に這わされる。
あ、あ……っ♥ダメ、やっぱり直接感じるのは格別ね。こんなのを挿入されたら私の身体も精神も一瞬で墜ちちゃうかも。
甘美な恐怖を覚えつつ身構えていたものの、一向にその気配はなく不思議に思った瞬間、臀部にばちん!と強く鋭い衝撃と痛みが走る。どうやら思い切りお尻を叩かれたらしい。
「あひぃっ!?」
不意打ちの刺激に甲高い声が出てしまい、それが恥ずかしくて堪らない。なのに、どうしてこんなに後味がゾクゾクするのよ。戸惑う間もなく再び叩かれると、じんわりした痛覚と快楽が同時に襲ってきて頭の中で弾け、視界が白く霞む。
「くぅ……っちょっと、いきなり何するのよ! あぅうっ!♥」
もしかして、先程の言葉で怒った?質問を言わせないどころか、痛みの余韻に浸る間もなくもう一撃、更に一撃と何度も繰り返し加えられる度に私は喘ぎ声を抑えることが出来ずにいた。
「あっ!やだぁあっ! やめてぇ…! お尻叩くの、反則よぉっ!あ゛んっ! ああ……っ!」
べちん、ばしぃっという音が鳴り響く度、私のお尻に交互ずつ鋭い痛みが走り、その都度耐え難い快感が背筋を走り抜ける。それは相手が男根を私の秘所に擦り付けるのと比例しており、その動きに合わせて腰を振っている自分に気が付いて思わず赤面してしまう。
嘘でしょ?私がこんなはしたないこと……! 思わぬ反撃に戸惑い、羞恥に悶えている間もお客は私のソコを叩き続け、その振動が膣にまで伝わってくるのがたまらなく気持ちいい。
「あ、貴方…ひぎゃっ! お客の分際でこんなコトして、うぐっ…た、タダで済むと……きゃうぅっ!」
振り向きながら睨み付けて文句を言うも、途中でまた臀部に強烈な平手打ちを貰ってしまい、言葉を中断させられる。そのせいで軽く腰砕けになり、雌蕊からとろっ…とした愛蜜が滴ってしまう。
その間にもソコから依然として動かない男根は未だに挿入される様子はない。
それがもどかしくて仕方がなく、私は無意識のうちにお尻を揺らし、謝罪を口にしてしまっていた。
「ご、ごめんなさいぃ! あぎっ、貴方を虚仮にして…きゃんっ! もう二度と、来てくださったお客のことを…っぁ、馬鹿にしないから、ゆるしてぇ! ひっ…あぁあ゛ぁっ!」
一通り謝罪を終えたところで、締めと言わんばかりの一撃が振り下ろされる。赤く腫れた尻肉がぶるりと揺れる程の強さだったが、それでも私にとっては甘い責め苦にしかならない。
「んぅう……っはぁ、あ…っ♥」
謝罪が通じたのかようやく執拗な攻撃が止むと、私は紅潮した顔で舌をだらしなく垂らし、四つん這いのまま背後にいる相手に向かって尻尾を思い切り高く掲げる。無意識に出た服従のポーズだ。
叩かれたお尻が熱くじんじんと痛む中で私の雌蕊は懇願で銀糸を引きながら一層熱く火照り、子宮までもがキュンキュンと疼く。
「ご、ごめ、なさぃぃ……今までのお詫びに、っ私のおまんこ、好きなだけ使ってもいいからぁ…♥」
媚びた笑みを浮かべて、相手の男根を強請る。先程の反撃といい私にこんな表情をさせるなんて、本当にとんでもないお客が来てしまったものだ。
けれどもし、この状態で挿入されるとどうなるのかしら? 考える間もなく相手は挿入許可を得た事により、瞬く間に圧倒的な質量が私の胎内を埋め尽くした。
「あひっ!? ちょ、待っ……お、おぐぅっ! う、うそでしょ、コレ……ふかいぃっ!」
予想以上の衝動に私は思わず悲鳴を上げる。しかし相手は全く容赦する事もなく、奥の奥まで貫いた後に今度はぐりっ、とわざとらしく亀頭で内壁を抉り、削り取るように擦られた瞬間、全身にスパークが走った。
「―――〜〜〜ッッッ!!!♥♥」
脳内を焼き尽くすかの如く桁外れな快感に私は口と目を大きく見開き、声なき声を上げながら身体を大きく仰け反らせた。
今まで絶頂は多少なりとも経験したけど、それとは別の感じたことが無い未知の感覚。これ以上味わうと狂ってしまいそう……!その証拠に身体が何かに取り憑かれたみたいにガクガクと震えている。
「くぅ゛…ぉおお゛っ♥♥ こ、こんなのはじめてぇ……っ! い、イグの、止まらないぃ♥♥ あはぁっ…いやぁぁっ、抜かないれ゛ぇ♥♥」
恍惚と切なさを伴いつつ男根がギリギリまで抜かれると、尻尾を一際高く上げて紅く染まったお尻をふりふりと降りつつ相手を誘う。
嫌だ、こんな素晴らしい男根を相手にこちらの絶頂が一回きりなんて…このまま終わらせたくない。
「あ゛っ、どうして止まっちゃうのぉっ…?♥ いや、いやよぉ…素直になるから、っ……もっと貴方のおちんぽちょうだいぃっ♥♥♥」
直後にお客は私の意を汲んでくれたのか、再び奥にまで凶器を突き入れる。
来た。あの深い絶頂が再び襲ってくる。怖いけど、もっと欲しい。矛盾した欲を脳内で侍らせている間にずぶずぶっと音を立てて一気に最深部まで突き刺さった瞬間、膣内が2度目の恍惚に満たされる。
「んぉ゛おおぉ〜〜っ!?♥♥ しゅごっ、っこれぇ…しゅごいいい♥♥♥」
一度イって感度が跳ね上がった状態だとこの圧迫だけでも充分過ぎるほど凄まじく、堪らずシーツに爪を立ててしまう。けれど相手は悶えている私に構わず、どちゅ、ずちゅっと腰を機械的に打ち付けてきた。
「ひぎゅう゛ぅっ?!♥ ま、まってぇ……っ! まだイって、んふぅ゛ぅうっ♥ いまうごかれたら壊れちゃ…おほぉ゛おおぉんっ!♥♥」
制止の声も空しく、子宮をぐにぃっと潰された途端に視界が白く霞み、獣じみた声で叫びながら無限に湧く灼熱の快楽を味わう。
だめ、無理。こんなの、我慢出来るわけがない。それでも何とか堪えようとするものの、胎内を前後左右に暴れ回る凶獣は更に速度を増し、容赦なく弱点ばかりを蹂躙する。その度に思考をかき乱され、ただひたすら喘ぐことしか出来なかった。
「ひっ…ひぎぃいっ!♥ も、もうらめぇ…っ、おちんちん強過ぎるのぉおっ! ゆるしてっ、少し休まへてぇ゛え……!♥ あっ、あぁ゛あああ゛――っ!!♥♥」
何度も何度も絶頂を与えられ、理性もプライドも限界寸前のところで男根の動きが止まり、やっと僅かな休息が取れるかと思った矢先、突如として再び臀部にあの打撃が振り下ろされた。
「ぎゃひぃいっ!!?」
あまりの強さに一瞬気を失いかけたが、それでもお尻には再びジンとした痛みが残ったものの、余韻に浸る間もなく更なる追い打ちがかけられる。
「あっ♥ あ゛はぁっ、嫌ぁあっ! こんな時に…っ叩いちゃらめぇ゛っ! ひぐぅうっ!♥♥」
再びお仕置きが下された理由…恐らく自分だけイきまくり、挙句には勝手に休息を強請った罰なのだろう。しかしお客の平手打ちは先程よりかなり手加減されていたらしくお仕置きと言うよりは愛撫に近いぐらいの威力ではあったものの、それでも今の私には十分過ぎた。
「は、はへぇっ♥ わ、私だけ満足して、っあふっ、貴方のことなんて、ちっとも考えてなかったわ……んぁ゛っ♥ ごめん、なさいぃっ! 」
三度の謝罪の中でもズコズコと突かれ、そこはかとなく感じながらも涙と涎を垂らして許しを乞う。恐らく今の私の表情は余程酷い状況になっているだろうけど、今はそんな事は気にする暇などない。
涙で視界が霞む中、お客が満足気に頷いたのを膣越しで確認するや否や、胎内に埋まったままの凶獣が再び暴れ始め、撹拌されて泡立った結合部から溢れ出した粘液がいやらしい水音を響かせる。
「お、奥まで届いて…んぉおおっ♥ は、激しいぃい…!♥ そ、そこぉ…好きぃ♥ いっぱいいじめて欲しい……のぉ♥」
懇願すれば膣壁越しにぐりぐりと先端で押し潰され、脳天にまで響くような衝撃が走り、身体が仰け反ってしまう。その際にベッドのスプリングがギシギシと悲鳴を上げ、それもまた私の性感を煽る。まるで自分の肉体がこの相手に堕ちてゆく秒読み音みたいで、耳に入るだけでも背中が粟立ってしまう。
一方で、この極上の悦楽時間にも無情に終わりは来る。相手の律動が尋常ではない程徐々に激しくなり、それに合わせて肉同士がどちゅどちゅとぶつかり合う音が室内に響き渡る。
「あっ、あはぁあっ! んふぅっ…もうイキそうなの? い…良いわ♥ 私と一緒にぃっ、あぁんっ♥ い、イキましょう?♥」
いよいよ絶頂の気配を感じ取った私は、自分も果てようと相手を誘惑するように甘い声を出す。それに呼応するかのように膣内で暴れ回る怒張が一際大きく膨れ上がり、それが凶獣の咆哮―――つまり絶頂の刻である事を悟る。
一方で私も思わず気を抜いたら先にアクメに陥りそうな中、焦らされた子宮がキュンッと収縮するのが自分でもよく分かった。
「あぁっ、すごぉっ♥ 射精してぇ、中にぃ…!♥ ひぎゅっ、あ゛ぁっ! イく、イぐぅっ♥♥ お゛ひぃいんっ!!」
どぷん、と胎内で濁流混じりの緩い爆発が起きたのを皮切りに、熱い奔流が注ぎ込まれていく。
この熱くて粘っこいのを受け止めるのは胸での奉仕を含めると二度目だけど、相変わらず量が多い上に長い。しかも先刻以上に濃い精液が出されているせいで、いつまでも終わりが来ず快楽漬けにされてしまう。
「んはぁあ゛あ〜〜…♥ きたぁあ゛♥♥ 貴方の子種ぇっ…あ、熱いいぃっ♥ とけるぅう゛……っ♥♥」
何時まで経っても終わる気配が無いどころか、むしろどんどん長引いていきそうな勢いに怖くなったけど、今は身も心も屈服されかねないアクメに身を委ねるしかない。
肩の結晶がピンクに灯り、制御の効かなくなった身体がびくん、びくんと跳ね回る中、不意にお客のおちんぽがじゅぽ…と淫靡な音を立てて引き抜かれる。
「あんっ…♥」
それだけでも快感なのに、栓を失った秘所からはどろりと濃厚な白濁が流れ出してきてぐしゃぐしゃのシーツを汚してしまう。
やだ…お漏らししたみたいで恥ずかしい。だけど同時に後味すらも凄く気持ち良くて中毒になりそう。余韻を味わっている最中、ふと私の背鰭や肩の結晶一帯、果てはまだ熱く疼くお尻にも熱い飛沫が振りかかる。どうやら精液でマーキングされたらしい。こういう行為自体は初めてではないけれど、やはり不本意ながら嬉しいものね。
「やぁん♥ こんなに沢山出して…お掃除が大変じゃない。仕方の無い子ねぇ……♥」
呆れたように言いつつも、尻尾で彼のモノを撫でてあげるとビクンと脈打ち、また硬度を取り戻し始める。ふふ、本当に可愛いんだから…♥
絶頂直後で少しの間放心状態になっていた彼だったが、すぐに我を取り戻したのか、私の方へと手を伸ばそうとしてくる。当然それを拒もうとするが、彼は肩から生える結晶の付け根部分を掴むと私を軽々と仰向けにして来た。
「んっ……ふふ、まだしたいの?」
問いかけに対し、またこくりと小さく首を縦に振る。些細でもそんな可愛らしい仕草を見ているだけで頬が緩んでしまうが、まだまだ足りないとばかりにまた乳房の谷間に自身を滑り込まされる。
さっきあんなにしたのにまだ収まらないなんて、相当溜まってたみたい。そんな彼が愛おしくなり、私もたわむ双丘を揺らし軽く挟んで応じる。
「良いわよ。お好きなだけして頂戴。貴方は私が認めたオトコなんだから♥」
ありがちな台詞に自分でも内心笑いつつ、再び乳房でのご奉仕を開始する。今度は我慢を強制しない、純粋にお礼を兼ねたお掃除なのだから。直後、肉の渓間で激しく怒張していたペニスの体積が増し、先走りが漏れ出す。
あぁ、待ちきれなかったみたいだわ。良いわ、そのまま欲望のままに動いて…♥ 貴方の性欲が満たされるまで、私は何回でも付き合うわ。ここまで求められたのは初めてだもの。
「んっ、ちゅっ……♥ んふぅ、んぢゅっ、れろぉ……」
時々健気に出てくる先端を舐め回したり、乳圧を強くして圧迫してみたり、不定期に緩急をつけて責め立てる。すると相手は嬉しさ半分、苦しさが半々といった様子で喘ぎ声を出し、腰が震えていた。
「うぶぅ……っ! ん、ん゛っ……! ちゅっ、ん゛ぢゅうっ……♥」
こんなに立派なモノを持っていても感じ方はとても素直なのね。もっと強くして欲しいって身体が訴えてるわ。ほら、もっと腰を突き出して……と目線だけで訴えた矢先、突如私のがら空きの秘部に強烈な刺激が走る。
「んぶぅうっ!?♥♥」
異物感に思わず目を見開き、トーンの上がったうめき声を上げてしまう。
完全に油断していた。発情でどろどろに火照ったソコに幾本かの指らしき物が侵入してきたかと思えば、その隙間を縫うようにして一本、また一本と本数が増えていく。
正体を知ろうにも口で塞がれて質問できないばかりか乳房が邪魔で伺えない。もしかして、再び同時イキする流れなのかしら? あの感覚を思い出すと思わず背筋がゾクッとしてしまい、愛液が滲み出ていくのが分かる。
「あぶっ、んぐぅっ♥ んはぁ……誰がおまんこになんて、うぶっ、挿れて良いなんて…おぼぉおっ♥♥」
駄目、また無様にイカされてシーツが汚れちゃう。なのにお客の指は届かないながらも膣壁を擦ったり時折微妙に弱点を突いてきて、何がなんでも私を休ませないつもりみたい。
一方で膣内からは残酷にも淫らな音が響き渡り、同時にお客の肉棒は私の胸の中でも脈打ちながら膨張し、いよいよ果てのカウントダウンに入っている。
「おごっ、お゛っ!♥ んじゅるっ、うぐっ……ひぎゅうぅっ♥」
口では拒否しつつも身体の方は早く楽になりたいとばかりに肉棒に吸い付き、乳房での拘束を強めていく。それがトドメとなり、同時に限界に達した相手の精が噴射し、忽ちスペースホーンや牙にぶち撒けられ時に咥内にまで入り込んでいった。
「んぶぅうう〜……っ!! お ごっ、んぼぉお゛おっ!!」
相手が射精したと同時に私も絶頂を迎え、異物を咀嚼していた媚粘膜がきゅうっと収縮して悦びの飛沫を噴き上げる。俗に言う潮吹きとかいう現象というもので、せいぜい体質によるものか噂話だろうと思って軽く見ていたけど、まさか自分が体験する事になるとは夢にも思ってなかった。
「あはぁ……んっ♥♥」
指が抜かれ、乳房からも萎えた男根が姿を現すと、お客はもう疲れたのか私の胸の間に体を埋め、精液で汚れた鼻先に軽いキスをしてきた。
もう、汚いからいいのに…と思いつつも彼の唇を受け止める。どうせこの後で軽く洗うのだから今更気にする必要は無いわね。
「んふふ……♥」
そんな事を考えつつも私は彼に身を委ね、牙だらけの私の口に舌をねじ込まれる。秒もしないうちにすぐに唾液を流し込まれていき、それを喉を鳴らしながら飲み干していった。……やっぱり、この味好きかも。それも互いに求め、愛し愛されるとなると格別に感じる。
「はふぅ……んちゅっ、くちゅっ、れろぉ…ぷはぁ♥」
口を離すと透明な糸が伸び、途中で切れる。それにも少し寂しさを覚えたけれど、すぐに別の欲求が湧いて出て来て止まらない。なのにお客ははっと何かに気づいたように目を見開くと、何やら残念そうに首を横に振った。
……ああ、時間切れが近いのね。名残惜しいけれど仕方が無いわ。貴方にも身支度があるしね。今宵はここでお別れよ。
でも、一夜限りの関係とは解ってるのだけれど…もしできれば、またお相手願えるかしら? 今度はイジメたり脅したりなんてしないから…寧ろ究極生命の私がここまで屈服しちゃったのは貴方が初めてだもの。
それじゃ、またのご指名待ってるわよ?