人妻サイボーグ怪獣の姦悩艶舞

【マザーガイガリアン(雌)】

「ゴジばん」の世界から来たサイボーグ怪獣。
戦闘で負傷した夫の治療費と、子供たちのために娼館で働くことを決意した三児の母。落ち着いた物腰と、甘く囁くハスキーボイスで心まで砕けかねない程にゲストを蕩かし、癒してくれる。
まずは娼館の名物・ポールダンスで誘惑。長身を活かした艶やかな舞に、視線も理性も奪われてしまうだろう。前戯は、手が使えない代わりに柔らかい尻を使った絶妙な腰遣いから始まり、たっぷり“味見”された後は母性に包まれる騎乗位で深く結ばれる。
事後には労いの意味を込めて、豊満なバストから分泌される母乳サービスで最後まで甘く癒されることに——。

 

 

「こんばんわ。今宵はこのアタシ、マザーガイガリアンを指名して頂いてア・リ・ガ・ト♥ あら、いきなり斬りかかったりなんてしないから、怖がらないでこっちに来てちょうだぁい?」

部屋に入ってきたお客もといゲストちゅわんはアタシの姿を見ると硬直してしまった。無理もない、アタシのサイボーグボディは頭部から尻尾の先まで「全身凶器」と揶揄される程に刺々しくて、おまけにこの長身だから圧迫感もあるでしょうし。
でも、最初から怯えられるのは少し悲しいものね……そこで、折角来てくれたゲストちゅわんの緊張を緩ませ、尚且つ前戯を兼ねたお遊び――アタシの為に特別設置してもらったポール近くへと案内する。ぱっと見華奢に見えるけど、怪獣用だけあってちょっと無茶をしても折れない代物だ。
そうして、早速アタシがポールを肘と片脚で掴みながら背中を仰け反らせて軽くポーズを取るだけで、忽ち相手の目は釘付けになった。

「うふふっ、どうかしら? こう見えても色々出来るのよぉん♥ 例えばこんな風に……」

淫靡に踊る度にポールはちゃりちゃりと金属音を立てつつ、アタシはそれを背にして腰をくねらせながら地面へと降りてゆく。そしてわざと見せつけるように開脚した途端、向こうからごくりと生唾を呑む音がした。
どうやら期待してくれてるみたいだわぁ♥ 熱っぽい視線を体中で感じつつ、そのままゲストちゅわんに背中を向けると、熱い息を洩らして「おいで」と言わんばかりにお尻を前後左右に揺らす。直後、ゲストちゅわんは遠慮しがちな足取りでこちらに近付くと、アタシのお尻を両手で掴んできた。
ああん、もう我慢できなくなったのねぇん? 良いわよ、ここは怪獣娼館。アナタの求めるがまま素直になっちゃいなさぁい♥
最初は戸惑いながらもゆっくりと尻肉を揉んでくるのを堪能した後アタシが振り向いて誘うように微笑むと、ついにゲストちゅわんは息を荒げたまま股間に生えた肉刀をこの場で曝け出す。

「まあ、すっごく大きいのねぇん♥ なんて立派なおちんぽなのぉ……!」

想定外の大きさにアタシはつい本音を漏らしてしまうと、ゲストちゅわんのモノがお尻の割れ目に滑り込んできた。俗に言う尻コキというものだけど、身体の構造上手と口が使えないアタシにとっては前戯の代わりとなる行為だ。それに、こうしていると相手のモノの硬さや逞しさ、そして熱気と鼓動が如実に伝わってくる。

「あはぁん、すごぉく硬いぃ♥ ねぇっ、もっとずりずりしてぇん♥ 一緒に感じましょおん♥」

アタシは更におねだりする様にお尻を振りたくって誘惑すると、ゲストちゅわんはそれに応えるように激しく動かしてきた。その時「ぐちゅり」とアタシの雌蕊から粘っこい水音が立つ。どうやらこっちも濡れてきてしまったらしい。
そんな淫らなお汁の音を聞いてゲストちゅわんはますます興奮したらしく、腰使いがどんどん大胆になってくる。熱く滾った男根の裏筋がアタシの後孔だけでなく時々花弁に触れると、一層気分が高まっていった。

「はふぅんっ♥ ろ、ローション無しでもこんなにぬるぬるしてるなんてゾクゾクしちゃうわぁ♥ ねぇアナタ、今までにも沢山の女達をイカせて来たんじゃないのぉん?」

アタシの問いにゲストちゅわんは何も言わず黙ったままだった。耐える為に必死だったかもしれないけど、その沈黙こそが雄弁に物語っている気がする。何たって全身凶器と名高いアタシをわざわざ指名する位だ、ここに来るまでにも種族問わず相当な数の雌達を相手にしてきたに違いない。
その証拠に、肯定の代わりとしてお尻に挟まったままの男根がぶるり、と大きく震えた。まるでアタシに宣戦布告でもしているかのように。

「ああァっ♥ やだぁ……まだ大きくなるなんて、どこまで楽しませてくれるつもりなのかしらぁ…♥ じゃあ、そろそろアタシも本気で行くわよぉん?」

そう告げると、アタシは一度尻尾をポールに絡ませて倒れない為の支えにし、お尻を突き出したまま背中を仰け反らせる。そこから一層そこを突き出したままで淫靡にくねると、ゲストちゅわんは更に呼吸を荒げて「もうダメだ」と言わんばかりに、再び硬く張り詰めた剛直を前後に擦ってきた。
だけど、まだ挿入には至らせてあげない。これはあくまで「前戯」に過ぎないもの。こうやって疑似性交する事で相手の興奮をより煽ると同時に、この立派なモノの持久力がどこまで続くかを試しているのだから。そうしてアタシがお尻を振れば振る程、秘部からは多量の蜜が溢れてゲストちゅわんのモノだけでなく、床までもびちょびちょに濡らす。

「ほらぁん、見てぇ? アタシのおまんこも、もうこんなにびしょ濡れよぉ♥ アナタも我慢しないで…あんっ、射精して良いのよぉん?♥♥♥」

振り向きながら妖艶に囁くと、ゲストちゅわんは息遣い混じりの返事を返しながら腰を小刻みに動かしてくる。遂に限界が来たみたい。

「あはっ♥ 限界なのね? いいわよぉ、射精してちょうだい♥ おまんこににたっぷり注いで、孕ませるつもりで来てぇンッ♥♥♥」

アタシも息遣いを荒くしつつゲストちゅわんを誘うと、ビキィっと硬くなったそれがお尻の割れ目内で熱を孕んだまま暴れ出した。
この感覚が一番好きだ。素股特有のなかなか挿入てもらえない焦れったい感覚と、相手の必死に堪えている様子が粘膜上で感じて取れる。下手すると発情の余りミスして挿入しそうになるけど、そこは決してお預け状態を外さない。そのスリルはもちろん、後の事を想像すると堪らないからだ。
そして遂におちんぽがビクッと一際大きく跳ね上がった直後、先端から勢いよく噴火の如し熱い飛沫が飛び散ってアタシの身体やポールを汚してゆく。

「あひぃぃいんっ、来たぁああっ♥♥♥ す…すごいぃい……! こんなにマーキングされたの、初めてぇ♥♥」

想像以上の熱さと奔流に背中に恍惚が走り、アタシはお尻と太腿を垂れ落ちる熱い精液の感触だけで背筋がふるっと震えてしまう。しかも床にはアタシの雌蕊から大量に漏らした愛液で水溜まりまでできちゃってる。
このままポールダンス後で性交に持ち込んでも良いのだけれど、本番はこれからだ。それもそのはず、相手のおちんぽはあれだけ射精しても尚、物足りないといった様子でビキビキと血管を浮き立たせながら未だに元気なままだった。

「うふんっ、ゲストちゅわんってばこれだけ“御捻り”を出してくれるなんて、ホント素敵だわぁ♥ アタシもたぁっぷり、お礼しないとねぇ♥♥」

アタシは絡めていた尻尾や肘をポールから外し、息を整えつつゆっくりと振り返って相手を見つめた後に片手でベッドの方を指し示す。それを察したゲストちゅわんはアタシの手もとい鎌をおずおずと取ると、「行きましょう」と言わんばかりに軽く引っ張ってくる。どうやらアタシを気遣ってくれるみたいで、その優しさに胸がキュンとなる。
そうしてアタシ達は手を取り合ったまま寝台へ向かうと、先ずゲストちゅわんを仰向けで寝かせてからアタシはその上へ跨った。

「ふふふ……それじゃあ、今度はアタシがアナタにしてアゲル番ね♥」

そう告げると、ゲストちゅわんは緊張しているのか小さく頷くとゴクリと喉を鳴らす。百戦錬磨っぽい業物を持っておきながら初々しい反応を見てつい微笑みを浮かべながらアタシはキスの代わりとして、欲情でそそり立つ陰核を男根の裏筋に沿って擦りあげる。臍に至る程反り返った凹凸がソコを舐っているみたいで、それもまたアタシの性感を煽り、じわりと膣が熱を孕んだ。

「いやぁん、コリコリって擦れて……これだけ硬いと先にイッちゃいそうだわぁ♥ さ、後は気を楽にしてぇん?♥♥」

言いつつ、雌蕊からとろっと糸を引きながら一旦腰を離すと膝立ちになり、お腹の下辺りにある剛直を花弁だけで包み込む様にしながらソコを目掛けてゆっくり腰を沈めてゆく。

「はぁぁぁんっ……!!!♥♥♥」

肉傘がアタシの敏感な箇所を抉り、ぐぶぐぶと通過した瞬間、脳髄に響く様な快感が襲い掛かると自然に声が出て腰が砕けそうになった。けれど根元までは挿入させまいと、アタシはどうにか力を入れて我慢する。何せ、焦らしに焦らしを重ねた末この剛直で完全に貫かれた時が待ち遠しくて仕方がないからだ。

「はぁ、はぁ…っなんて大きさなのかしらぁ♥ ンッ……アナタ本当に最高よぉ♥ それじゃ…ここでしか味わえないアタシの鍛えに鍛えた腰使い、ちゃぁんとカラダとアタマに刻みつけておいてねぇん?♥」

そう言ってゲストちゅわんが息も絶え絶えに頷くのを合図に、アタシも先程のポールダンスと同様に腰を前後左右に動かし始めた。くびれを卑猥にくねらせ、回転を加えて緩急を付けながら快楽を与え、時にお尻を突き出して膣奥深くまで呑み込んだり、あるいは引き抜いた後でまた一気に根本まで突き入れたりと、色んな動きを織り交ぜていく。

「はぅんっ♥ あん……すごぉいんっ♥♥」

一見余裕そうに見えるけど、結構アタシもキツい。というのも、ナカがちんぽでぱんぱんに埋まり、イキかけで敏感になった膣内を腰ごと派手に動かすのは結構な労力がかかるからだ。
時々顎を仰け反らせて悶えるゲストちゅわんに愛おしさを覚えつつも、手加減するつもりはない。今度は打って変わって上下に腰を動かすと、彼から悲鳴みたいな声が上がった。

「んふふっ、感想も出ないほど気持良いみたいねぇん♥ ねぇ、アタシのおまんこ気持ちいいでしょおん?」

問い掛けつつも動かせば動かす程ちんぽがびくびくと跳ね上がり、如何にも『そうだ』とか『イカせて』と言わんばかりに懇願している。その都度まるでアタシの胎内が淫楽の炎で溶かされ、男根と溶け合う錯覚に陥る。だけどそれが堪らない。
もうすぐ弱点である子宮が降りてその口を開きそうになった瞬間、ゲストちゅわんは視覚的にも肉体的にも度重なる暴力的な刺激に耐えられなくなったらしく、いきなり両手でアタシの尻を掴んできたかと思うと下から無遠慮に突いてきた。

「ひぃいいいいんっ!?♥♥♥ あ゛はァッ、ら…楽にしてって言ったのにぃんっ! だ、だめぇっ…激しいぃいんっ!!♥♥♥」

結合箇所からはぐちゃっ、どちゅどちゅっ!と淫猥な水音が立ち続け、ソコから漏れ出したアタシの愛液がゲストちゅわんの腰辺りだけでなくベッドに大きな残滓を作っていくのを膝で感じた。
突然の猛烈な反撃にアタシはベッドの上で踊る余裕すらも吹っ飛んでしまい、手加減のない律動の中で瞬く間に絶頂へと追いやられる。

「あひいぃっ、ら゛めぇっ!♥ アタシもうイっちゃぅうんっ♥ おまんこガン突きされながらイっぐぅうぅ〜〜〜っ!!!」

歓喜の咆哮を上げながらアタシも上体を仰け反らせ、待望していた絶頂を迎える。
子宮を何度も強く亀頭で押し潰されてアクメしまくっている最中、ゲストちゅわんは少し呻いたかと思うと動きが止まり、アタシの両足を固定したままナカへ大量の熱い飛沫を浴びせかけてくる。
異種姦であるため妊娠の心配はないものの、それでもその量は子宮内を充分に満たしていきそうな程だった。

「あはぁっ、あ、あづいぃ……!♥ ナカ出し気持良いぃいん…っ♥♥」

仰け反った腹筋が戦慄き、尻尾がぴんと張る。絶頂したての胎内で男根が萎えないままなのを実感すると、アタシは息も絶え絶えに思わず感嘆の声を上げる。
一方で相手はまだ足りないと言わんばかりに荒い息遣いでアタシの背中を撫でつつも、自らを映している紅いゴーグル状の単眼を見つめていた。
ここでのタイムリミットはまだまだあるし、ちょっと休息かしらと思ったのも束の間、アタシの太腿へ手を回し力を込めた途端にまた律動を始めてくる。

「きゃっ?! ちょっ、待ってぇん♥ まだイッたばっかりなのにぃんっ!」

不意を突かれて慌てて制止しようとするけど、相手は容赦なく腰を激しく打ち付けてきてアタシは悲鳴に似た喘ぎ声をあげてしまう。
嘘……先程2度もあんなに射精したのにまだ足りないって言うの?こんなにタフなおちんぽはここに務めて以来初めてだわ。しかもアタシの臀部を掴む手には力が込められていて、どうやら本気らしい。

「あぅううっ! おほぉ゛っ!♥ 激しいぃいんっ!そんなにされたら壊れちゃうわぁああんっ♥♥ 想像以上に、なんて罪作りなおちんぽなのぉっ!? ♥♥」

囈言をバックにとうとう悦楽で上体を起こす力すらなくなり、アタシの躰がゲストちゅわんの方へ崩れ落ちても尚結合箇所だけはガッチリとホールドされていて逃げる事が出来ない。それどころかちょっとでも怯めば、追い打ちを掛けるかの如く更にピストンの速度が増していってしまう。

「んあ゛ぁあああっ!!♥♥♥ ダメェっ、奥まで来る度に頭が蕩けちゃうぅんっ!♥♥ 夫がいるのにこんなの覚えちゃったらアタシ、アタシぃ……っ!♥♥ 」

心中で夫に詫びて快楽に溺れながらも必死に拒絶するも、アタシのお尻を掴んだ手が離される事はなく、逆により強く腰を引き寄せられてしまう。当然奥深く食い込めばゲストちゅわんの亀頭とアタシの子宮が接吻を交わし、快楽に震えてつい腰をくねらせると子宮口がソレに濃厚なディープキスをしている様な感覚に陥り、背筋がゾクゾクする。

「んふぅんっ♥ あ゛あぁんっ、それら゛めぇ……っ! アタシもう我慢できないぃんっ♥ あひっ♥ は、早くイカせてぇん♥♥ 子宮に思いっきりアナタのお精子かけてぇんっ!♥♥♥♥♥♥」

最早想定外続きの快楽を刻みつけられ、脳内では娼館でのお仕事とか待っている家族に対する罪悪感など何処かに吹っ飛んで、アタシは人妻ではなくて只の淫乱な雌へと成り下がってゆく。
そしてゲストちゅわんも、自らの頃合いを悟ったらしくひとつ頷くとアタシのお尻に爪を立て、一気にぐぶぅうっ!♥と子宮口に鈴口を密着させてきた。

「あ゛っ……!!!♥♥♥」

アタシの脳内で強烈なスパークが走り、意識が一瞬だけ真っ白になる。絶命に近いアクメが全身を駆け抜け、躰ががくがくと震えたかと思えば胎内で凄まじい量の精液がぶちまけられるのを感じた。

「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ゛!!♥♥ んへぇええっ、絶頂ぉぉん来たぁぁっ♥♥ ひぎぃい……!イっ…ちゃう゛ぅうンッ♥♥♥♥」

頻りに波打つ膣奥目掛けて溢れ出す大量の子種汁を子宮内へ流し込まれてしまえば終わらない悦楽に耐え切れる筈もなく、アタシは体中に満ち溢れる切なさと迸りを甘ったるい嬌声に乗せて吐き出した。
たまらない。電子回路がショートしそうになる程の気持ち良さに思考が蕩けるような錯覚を覚え、視界はチカチカして思考能力が完全に停止してしまう。だけど、それはこの快楽を与えてくれたゲストちゅわんも同じだった様でアタシのお尻から手を離すと、力なく萎えた彼の自身がずるり、と白濁を引いていく感触に思わず身震いしてしまっていた。

「あふぅ……っ♥♥♥」

あぁんっ、もうここまでなのね。でも流石はゲストちゅわん。アタシをこれだけ狂わせちゃうんだもの、その分しっかりとアフターサービスはしなくちゃいけないわ。そう考えたアタシは胎内に残ったままの子種を逃さない様にきゅっと締め付け、両腕で上体を支えたまま少し起こすと、今の今までビスチェ内に隠していた乳房を曝け出す。

「あれだけ動いて喉乾いちゃったでしょう? 労いとして、アタシの母乳飲ませてあげるわぁん♥」

ここで務めてる同僚のスペゴジちゅわん程に大きくはないけど形づきは良く、乳首は絶頂の余韻からぴんっ、と硬く尖っていて、しかも躰が孕まされたと勘違いしたのか先端から母乳がじんわりと滲み出ている。

「ほぉら、アタシを散々イカせてくれたお礼よぉん? 好きなだけ味わってちょうだい……♥」

そう言いつつ、アタシの予想外の行動にゲストちゅわんは呆気にとられて目を丸くしていたものの、嬉々として突き出された胸の突起に吸い付いてきた。

「あぁん、赤ちゃんみたいで可愛いわねぇん♥ そんなに美味しいのぉ?」

ちゅぱちゅぱと音を立てて必死にアタシのおっぱいにしゃぶりついたまま頷くゲストちゅわんの姿につい微笑んでしまう。
そんな姿を見たアタシは優しく鎌の側面ででゲストちゅわんの頭を撫でつつ、母星に残してきた家族達へ思いを馳せる。

子供達は互いに喧嘩しないで特訓に励んでいるだろうか。未だに昏睡状態で傷の治らないアタシの旦那は症状が快方に向かっただろうか。そして何時か目覚めた時、アタシが貴男を治療する代金を稼ぐ為にこの娼館で働かざるを得なくなったのを許してくれるのかしら。そんな事を考えていると、不意にベッドの横に置いてあるタイマーから『時間終了』を告げるアラームが鳴り響き、ゲストちゅわんの唇がアタシのおっぱいから離れると同時思考が現実に戻される。

「あら、もうお別れの時間なのね…名残惜しいけど、今夜は久々にエキサイトしちゃったわぁん♥ また来てくれると嬉しいのだけれど……」

言葉を続ける前に、ゲストちゅわんは相変わらず無言でアタシの細腰を抱き締める。これは「次も期待しているよ」という意思表示らしく、それを知ったアタシは思わず頬を緩めてしまう。

「ふふっ、ありがとう。アタシもアナタの事待ってるわよぉん♥」

最後に軽く口づけを交わしてアタシは彼に手を振りながら気だるく立ち上がり、次に予約を入れていたお客様を迎えるべく準備を始める。
もし来た時には、この娼館の名物になりつつあるポールダンスで出迎えてやろうかしら。色々とおもてなしの案を練りつつも、アタシはこの怪獣娼館で働く人妻娼婦としての責務を全うすべく寝台を後にするのだった。