ドキドキ ♡ダブル指名してみました! (バスルームにて)

VIPルームに備え付けてある広い浴場内。周囲が湯気で白く覆われている中、大理石のタイルに敷かれたマットの上でアタシとスペゴジちゅわんはゲストちゅわんを左右から挟む形で横たわっていた。
既にゲストちゅわんの手によってアタシ達の前部分には怪獣が使っても支障のない専用のボディソープが塗られており、またもや彼の全身を“ぱふぱふ”しつつ泡だらけにしながらあちこちを綺麗にしてゆく形という訳だ。

「うふふ、どう? アタシ達の特別アフターケアは気持ちいいかしらぁん? 」

あちこちに立ち込めるアロマ特有の芳香を堪能しつつアタシは悪戯っぽく問い掛けながら、反対側にいるスペゴジちゅわんの豊満なおっぱいと併せて彼の顔を挟み込み、改めて柔らかさを堪能させる。当然ながらソープのヌルつきによって思わぬ箇所に当たり、既に吐息の荒いゲストちゅわんからは悲鳴のような返事が上がった。

「全く……ホントに貴方は怪獣のおっぱいでイジめられるのが大好きなのね? そこが素直で可愛いんだけど♥」

スペゴジちゅわんは呆れたような口調で呟きつつも、自身の両乳をぐっと寄せ上げてゲストちゅわんの胸部を包み込む。すると彼はお礼を兼ねてなのか、スペゴジちゅわんにキスをせがむ。

「あらあら、とんだ甘えん坊さんねぇん」

アタシは思わず苦笑しつつもスペゴジちゅわんと唇を重ね、舌を絡ませている彼の腹部を優しく鎌で撫でてあげる。直後にびくり、とその箇所が跳ねたが、それでもお互い構わずにくちゅくちゅ♥と音を立てつつ、ディープな口付けを続けた。
そしてそのタイミングでアタシは自身の脚をゲストちゅわんの膝に絡ませると、そのままソープの滑りに任せて彼の太腿の上へと乗せてあげた。

「んっ……♥ あぁ、気にしないで。ただのマッサージよ。こうやってアタシの美脚でアナタの太腿を擦ってあげるの。疲れが取れるわよぉん?」

効果云々は流石に嘘だけど突然の不意打ちに驚いたのか、彼がびくんと身体を震わせたのを肌で感じ取った。しかしアタシは敢えてそれを面白がるとゆっくりとした動作で、内腿から脹脛に掛けてこちらの太腿を滑らせる。

「あら、モノにも触ってないのにそんなにビクビクさせて……ほぉら、スペゴジちゅわんとイチャつくのも良いけど、ココ洗い忘れてるわよぉん」

口の構造上キスが出来ない代わりに甘く囁きつつ、自らの鎌の切っ先でゲストちゅわんの乳首を軽くつつくと、途端に彼の口からは甘い喘ぎ声が上がる。

「んはっ、ちょっと……ガイガリアンってば坊やと良い気分になってたのに、邪魔しないでよ」
「あーら、ごめんなさぁい? だってスペゴジちゅわんったら、さっきからゲストちゅわんにべったりなんだもの。寂しいじゃないのぉん」
「……もう、変な所で意地悪なのね」

呆れつつ言いながらもスペゴジちゅわんもまんざらではないらしく、今度は彼女の方からゲストちゅわんの頬をぺろりと舐める。
そうしている間にも、アタシは腹部へ鎌を這わす手をやめないままにゲストちゅわんの耳許で「ココが良いの?」とか、「こっちも泡でキレイキレイしましょうねぇ」などと性感を煽る台詞を囁いてあげていた。

「ふふっ、とっても可愛いわぁ♥ これだとどっちがカラダを洗われてるのか判らないわねぇん?」
「そうね。ニンゲン相手とはいえ、こんなに可愛らしい反応されると、つい苛めたくなっちゃうわ。そろそろラストオーダー、行きましょうか……」

アタシとスペゴジちゅわんはクスリと笑い合うと、二人してゲストちゅわんを両側から挟み込んで逃さないよう、ずりずりと下腹部辺りへ移動する。
実を言うとアタシにとってはこれからの時間が非常に待ち遠しくて堪らなかった。というのも、散々こちらをイカせてきた怪獣殺しのおちんぽを2体がかりのおっぱいで“やっつけられる”、これがまた最高に楽しいのだ。

「さてさて……それじゃあ早速始めるけど、準備は大丈夫かしらぁん? 」
「お射精した瞬間にあの世へ逝かないでよね?」

アタシ達は互いに軽口を叩くと、いよいよ目の前のイチモツを乳房挟みで頂戴すべく、できる限り深く谷間を寄せてみせる。忽ち4つの肉塊がむにゅううぅっ♥とソープの滑りと共に形を変えながら押し合いへし合いし、互いの胸元に圧を掛け合ってゆく。
既にこちら側の準備は出来ているとばかりに先端がぴょこんと顔を出したが、既に耐えられないのかカウパーが溢れ出ており、案の定ゲストちゅわんは絶叫を上げつつ腰を引く。

「あぁん、逃げちゃ駄目じゃなぁい♥ 始まったばかりなのに、もうイっちゃうのぉん?」
「だけどすぐおちんぽが達しなかったのは素晴らしいわ。ご褒美として、た〜っぷりシコシコしてアゲルからねぇ♥」

覚悟なさい、というスペゴジちゅわんの言葉が投げ掛けられたのを合図に、アタシ達は自らの乳房をだぷだぷ♥と上下左右に男根を挟み扱き上げる。途端に彼は快楽に身をくねらせつつ、嬉し泣きまでしながらアタシ達の名前を呼び続けた。

「あはっ、私達のおっぱいに挟まれてもう我慢できないでしょ?♥ほぉら、早くイッちゃいなさい?♥♥」
「そうそう♥ これで最後なんだから遠慮せず、アタシ達にたっくさん甘えても良いのよぉん♥♥ 今はアナタだけのママなんだもの♪」

ばちゅばちゅ、ぬるぬるっ♥♥と淫猥な水音が浴場内に響き渡る中、不意にゲストちゅわんはこれまでにない蕩けた絶叫を上げると乳房に挟まれていたモノから「ぷしゃあぁっ!♥」と白濁液がクジラの潮吹きよろしく噴き上がる。
それがアタシ達の乳房のみならず顔面や背中にまで万遍なく降り注ぐのを感じ、微笑ましさすら覚えてしまう。

「はぁ……っ♥ 熱いぃ……」
「ふふっ、まぁた汚れちゃったわねぇん。後でよく洗ってあげなくちゃ…」

呆れたように言いつつも、出したての青臭いフレーバーを堪能するとスペゴジちゅわんは口許に赤い舌をぺろり♥と這わせて妖艶な笑みを浮かべる。
一方アタシはと言えば、舌がない代わりにゴーグル部分のような単眼や銀の嘴に付いたゲストちゅわんの精液を軽く鎌で拭うと、そのまま一雫を口許に持っていきぺろりと飲み干してあげた。

「んっ……ちゅぱっ♥ やっぱり出したては格別ねぇん♥」
「えぇ、そうね。この濃厚で芳しい匂いと味、何度嗅いで飲んでも飽きないわ……♥」

アタシとスペゴジちゅわんはうっとりとした表情で呟くと、すっかり硬さを失ったモノから各々の乳房を引き抜く。
すると案の定、ゲストちゅわんは魂が抜けてしまったかの如くマットの上で大の字になって寝転んだまま、荒い息遣いで放心していた。

「あらら、見るからに心身共々スッキリしたみたいね。立てるかしら?」

スペゴジちゅわんが声を掛けると、案の定ゲストちゅわんは息を整えつつ何度か首を横に振る。しかしそれも仕方のない事だろう。これまで散々焦らされた挙句、ようやく絶頂に達したと思ったら追い討ちを掛けるように体格の勝る雌怪獣二体に乳房で扱かれまくったのだから。
その証拠に彼の股間はすっかりへにゃりと萎えきっており、時折白を垂らしながら独りでに痙攣し続けている。

「うふふ、どうやら動けそうにもないわねぇん。じゃあゲストちゅわん、このまま泡だらけになってる訳にもいかないから、アタシ達が隅々まで洗ってあげるわぁん♥」
「そうねぇ。まずは一風呂浴びましょうか。ほぉら、起きてちょうだい」

アタシはスペゴジちゅわんに促されるままに、力の入らない彼を抱き起こしてすでに湯の張っているバスタブへと移動させる。その際、わざと胸を押し当ててやったのだが、ゲストちゅわんは恥ずかしそうに顔を背けたまま何も言わなかった。恐らくまだ緊張しているのかもしれない。

「さぁて、それじゃあアタシも一緒に入るわねぇ。お邪魔するわよぉん♥」
「あ、待って。私も行くから」

ゲストちゅわんに続いてアタシが先にお湯へ浸かると、それを追うようにしてスペゴジちゅわんが浴槽内へ入ってくる。先ず湯気に紛れるアロマの芳香を始め、湯に浮かぶ泡を傍目に眺めながら彼を左右から挟む形で寄り添う。

「ゲストちゅわん、今夜はお疲れ様。アタシ達の“おもてなし”で、最後まで耐え抜いたお客は久しぶりだったわよぉん」
「えぇ、貴方のお陰で久々に良い仕事ができたわ。感謝してる」

アタシ達から労いの言葉をかけられるなり、ゲストちゅわんは恐縮するようにお礼を返すと身体を小さくさせながら俯いてしまう。プレイ中の様子を見るに手馴れていそうだとは思ったけれど、やはりこちらを指名した以上大金を支払ってまで性欲を発散した後は気恥しさが残るものなのだろう。

「ふふっ、そんなに畏まらなくてもいいじゃない。もっと楽にして頂戴。それより……もうそろそろ時間だけど大丈夫かしらぁん?」

その質問に、彼は無言のまま首を縦に振って応える。するとそれを見計らっていたかのように、浴室の外からこの遊戯の終了時間を示すアラーム音が流れてきた。

「あらあら、残念ねぇん。でも今日はありがとう。おかげで夫の治療費……じゃなくて、お店の営業成績が上がったわぁん♥」
「私からもお礼を言うわ。貴方のおかげで今月は少しだけ黒字になったの。また指名してくれると嬉しいわ」

アタシとスペゴジちゅわんがそう告げると、ゲストちゅわんは照れ臭そうに頬を赤らめつつ「はい」と小さな声で返事をする。そして彼は名残惜しそうな素振りを見せながらも、最後にアタシ達にお礼を兼ねた軽い接吻を交わすとそのまま部屋を出て行った。

「……ふぅ、これで今日の指名は終わりねぇん。明日はどんな子が来るのかしらぁん?」
「どうかしら? 最近は常連さんばかりだし、新規開拓は必要ないと思うけど」
「確かにねぇん。まぁ、それはそれでアタシ達はアタシ達の出来る事をすれば良いだけだし……♥」

アタシはスペゴジちゅわんと会話しつつ、バスタブ内で全身と秘部の洗浄を兼ねた“洗いっこ”をどちらかともなく始める。
向き合った途端にむにゅ、と彼女の胸とアタシの胸とがぶつかり合い、アタシの先端が相手の乳房に埋もれ擦れると自然と甘い声が漏れ出てしまった。

「あぁん、なんておっきいおっぱいなのぉ♥ アタシのより大きくて…うン、羨ましいわぁん♥」
「何を言ってるの、貴女のだって充分大きいわよ。そんな敏感な器官があるなんて、こっちも妬いちゃうわね」

互いの乳房に対して感想を述べつつ、興奮した弾みで下腹部に力が入れば散々ゲストちゅわんに注がれた胎内からこぽり、と白濁液が溢れ出す。

アタシは思わず「あっ……」と艶かしい吐息と共に声を漏らすと、スペゴジちゅわんも釣られるようにしてくすりと笑った。

「んふふ、出ちゃったのね。まぁ、プレイ中にあれだけお射精されれば仕方ないわね」
「ごめんなさいねぇん。つい気持ち良くて……んっ、んんぅ♥ あ、まだ出てるぅん♥♥」

不本意ながらアロマの香る湯を白濁で汚してしまう罪悪感と、そんな光景を同性に見られてしまうという羞恥心が入り混じるも身が綺麗になるまでは我慢しなければならない。二つの意味で気まずさを拭えないまま、アタシは最後の一滴まで出し切るまでしばらくスペゴジちゅわんと乳房でじゃれ合いだす事に決めたのだった。

 

 

 

この一夜から暫く経った後日。別のお客から聞いたのだけれど、こないだアタシ達を指名したゲストちゅわんはこの日から多額の借金を抱えてしまったのだが、娼館ここでの経験が転機となり、夜の世界に身を投じてまさかの大成功を収めたのは、別のお話。

 

 

【終】


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