レジェンダリー勢

GODZILLA(ギャレゴジ) 男性 (愛称・ラオ)

古代ペルム紀時代から生きてきた壮年のゴジラ。アメリカ生まれなのに何故か日本文化に強いこだわりを持つ。強面な反面、何気に小鳥などの小動物に懐かれている。性格は冷静沈着で寡黙、時に穏やかで昼寝愛好家だが、後述の理由により偽りの王及び宇宙怪獣に対しては異様な殺意を抱くほどに一切の情け容赦はない。
ループ前は日本のゴジラ達と違う世界線で神話世界の王として一族共々畏怖と敬意を籠めつつタイタン人間問わず敬われていたが、突如として宇宙から飛来してきた偽りの王・ギドラの登場で全ては一変し、自らの居場所を始めとしてゴジラの同族達大半はおろか王としての地位すらもはく奪されてしまい、その修羅場の中で当時使役だったモスラ・レイナと離れ離れになる。
その後命からがら生き残った僅かなゴジラの同族達も、タイタン同士による生存競争の頂点を狙っていた古代MUTO族の苗床にされ全滅してしまい、ついに孤高の存在となった過去を持つ。
ラドン・ムスペル含む他タイタンからは偉大なる王様として崇められているものの、「全員タイタンとしての各々の誇りがあるのだから、余り自分を過剰に持ち上げず対等に接して欲しい」と諭している。ジラとは(向こうから)一方的な友人関係を築きつつ、自分をループ前から慕うモスラ・レイナとは家族のように接しており、一見すると年がとても離れているため、二人並ぶと他者から父娘(おやこ)の様だと勘違いされる事も。
特技は衰えを知らない頑健な体から繰り出される体技と、多少のタイムラグはあるものの日本のゴジラとも負けず劣らずの威力を持つ青い放射熱線。

【年齢/見かけは60代だが、実際は古代ペルム紀から生きてきた為長寿】
【一人称/儂、偶に俺】

 

MUTO♀

愛称・ムト子。旦那のムト夫を世界一愛する若奥様。公衆の面前でも彼とイチャつくのを止めない。夫といる時はとても明朗快活だが、それ以外では腹黒且つ冷酷非情で、他人に対して毒舌を吐きまくる二面性の激しいぶりっ子。ギャレゴジからは一族を根絶やしにした輩の1人として彼から凄まじい恨みを買われている。
特技は夫から教わったムートー流護身術と電磁波放出。

【年齢/25歳】
【一人称/私、アタシ】

 

MUTO♂

愛称・ムト夫。こちらも妻を世界一愛する若旦那。
ムト子といる時は純粋で健気な可愛らしい男の子を演じているが、それ以外では妻に負けず劣らず喧嘩っ早くて毒舌。手癖が悪い。
特技は飛行能力からの撹乱戦法と広範囲に渡る電磁波放出。

【一人称/俺、ムト子の前ではボクちゃん】
【年齢/18歳】

 

モスラ2019(愛称・レイナ)

愛称はスペイン語で「女王」の意。モスラ族の例に漏れず、誰に対しても慈悲深く温和な性格。しかし外敵と見なした者には言動すらも冷徹になり、一切の容赦を見せずに排除する姿を見せる。
レジェゴジを始めとする王の一族の事は転生を繰り返しながら献身的に接しており、彼の同族達に降りかかった悲劇を知ってからは出過ぎた事をしようとはせず、あくまで王の従者として一歩引いた目で見守っている…が、ほんのり抱いた恋心はジラ辺りに悟られてしまっている。
歌がとても上手く、タイタンをはじめとする全世界の怪獣達に彼女の隠れファンがいる…らしい。前の世界でやむを得ず自らの毒針を刺したせいでラドン(ムスペル)の性格や所作が変わってしまった事については気にしている模様。
特技はMUTO♂より素早い飛行かく乱と、長手袋の先端を鎌状にする事で繰り出される突き攻撃。外敵に殺されても時間を置けば何処かで産み付けた卵から記憶を引き継いだ形で転生するため、死ぬことは決してない。

【一人称/私(わたくし)】
【年齢/見た目は17歳ぐらいだが、実際は転生を何度も繰り返しているためレジェンダリー界1の長寿】

 

ラドン2019(愛称・ムスペル) 男性

愛称は北欧神話で「炎の巨人」の意。怪獣島のラドンとは違い、軽薄且つ好戦的な性格でいつか王となるべくゴジラを出し抜こうと思っていたが、突如として現れたギドラの圧倒的な力にねじ伏せられ、一時的に彼に付き従う事となる。
そして、モスラに討ち取られた後彼女の意志が感染したのか、前述の性格が一変して世話焼き&カマ口調になる。何気に女子力が高いが、戦闘時の実力は他タイタン達の中でもトップクラスの実力を誇る。
ゴジラの事は顔を合わせるごとに持ち上げているも、彼からはスルーor鬱陶しがられる時もしばしば。モスラ・レイナとは憎まれ口をたたきつつ、前の世界の事もあって畏怖の感情を抱いている仲。
特技は素早い飛行からのソニックブームと、高温の血液を撒き散らす事で相手に火傷を負わせる捨て身の戦法。

【一人称/アタシ】
【年齢/20】

 

メカゴジラ2021 男性(愛称・トゥレラ)

愛称は生みの親のギドラ・ルケティウスに倣い、ギリシャ語で「狂気」の意。かつて前の世界で人間が正真正銘の万物の霊長類となるべく造られたロボットだが、あと一歩のところでゴジラとコングの共闘によって倒された。ループ後はその残骸を、トリア(左の首)から話を聞いたギドラ・ルケティウスがこっそり頭部部分を持ち帰り、カイザーギドラ率いるギドラ族に「ゴジラを倒す手掛かりとなるかもしれないから直して欲しい」と頼み込んで修復してもらった経緯がある。
現在は暴走するのを恐れ、来る時の為に動力を抜かれた形でルケティウスの住居である教会の懺悔室内で蹲っている。
本来の性格は正に機械と呼ぶほどに冷淡でドライな合理主義。その反面トリアの遺志を受け継いでいる為か体格に似合わず無邪気な口調で喋ったり、時に長男達の口調を真似て尊大・粗暴になったりといまいち安定しない。しかしゴジラ・ラオに対する憎悪は本物で、彼と対峙しようものなら徹底的に嬲り殺す気でいる。
特技は疲れを知らない鋼の躰から繰り出される多種多様な体技と、何でも焼き切ってしまう真紅のビーム光線。

【一人称/ボク、俺、我】
【年齢不詳】