Titan’s Party 2/5

しばらくして……。

 

 

「う………」

周囲から聞こえてくる喧騒に目が覚めた。
あれからゴジラはギドラに多量の白濁を飲まされた後、彼から「暫くの間寝ていろ」との言葉を最後に意識を手放していたらしい。しかし背鰭は依然として地面に深く突き刺さったままだ。これまで休みもなく凌辱され続けていた反動で数日間も気絶してしまっていた自分がなんとも情けない。
だが、悔やむ前にゴジラは下腹部越しに辛うじて見える眼前の光景に言葉を失っていた。何故なら―――本来なら自らの眷属であるはずのタイタン達が辺りを取り囲んでいたからだ。

―――これは、一体…!?

目算だけでも10体以上は結集している。各々の表情は怪獣王の痴態を目の当たりにして顔を背ける者もいれば、軽蔑しているかの如く視線を侮蔑に歪ませている者、そんな無様な有様を見て密かに嘲笑している者など様々だった。思わず羞恥と憤りで躰が熱くなり、消えかかっていた怒りが再燃した。

「やめろ…!見るな、見ないでくれ!」
「驚いたかね?元怪獣王様」

怒号を上げた直後スゥっと影が差し、首謀者が姿を現した。逆さに見えたそいつは案の定三つとも今にも笑い出さんばかりに口角が歪んでおり、その憎たらしい表情が却ってゴジラの怒りを煽った。

「ギドラッ…貴様……!!」
「おっと…勘違いしないでくれたまえ。このところ貴殿は余との戯れに飽きてきたのだろう?それなら、少し違った事をしようと思ったまでだ」
「巫山戯るな!今すぐに彼奴等を引き下がらせろ!さもなくば―――」

「…できぬ頼みだな。奴らを見ろ。前々から貴殿を手籠めにしたかった者まで混じっている様だぞ?」

ギドラの視線の先、そこには監視兼制止役に任されたであろうラドンに抑えられながらも一匹のタイタンが興奮を抑えきれない様子で息を荒げており、あまつさえいきり立った自身をむき出しにしている。モナークに封印されてからはどうやら番との交尾に有り付いた事がなかったらしい。

「なっ……!」

「彼奴だけではない、この者らを満足させるのも王の役目だろう?家臣の不信感を煽ってどうする」
「そうそう、君は彼らの肉べ…じゃなかった、ストレス解消のために働くんだから、不満言っちゃダメだよ~?」
「何なら、予定変更して女王サマの公開処刑ショーに予定変更するかぁ?中には少なからずアイツの良い子ちゃん振りに辟易してたヤツもいるようだぜ」

金色の悪魔達の嘲りにゴジラは強く歯噛みした。
ここで反抗すれば、現在拘束されているモスラの生命に危機が及んでしまう。そうされるくらいなら、幾らでも自分の身が穢された方が幾分かマシだ。
それに気まぐれを起こした誰かが何かの弾みで、地面に背びれが刺さったままのこの状況から解放してくれるかもしれない。可能性は薄いものの、一縷の望みに掛けた。

「クッ……好きにするが良い…!だが、彼女には絶対に手を出さないでくれ」

「勿論さ。呑み込みが早くて助かるよ、貴殿は。さて…始めるとしよう。何時終わるとも知らぬ輪姦地獄をな……!」

今まで自分を差し置いて王を名乗っていた分、思う存分配下共に辱められるが良い。心中で呟くと、幕開きと言わんばかりに3つの首は高々と虚空を仰ぎ咆哮したのだった。

 

 

 

「まず一番乗りはアンタからよ。楽しんでらっしゃい」
「言われなくてもそうするさ。……俺に種付けされちまう怪獣王、愉しみだなぁ」

ラドンに促されるまま躍り出たのは、先ほど男根をいきり立たせていた四つん這いの怪獣――メトシェラだった。そいつの目つきはらんらんと輝いており、犯すどころか勢い余ってゴジラの喉笛に齧りついてバリバリと貪ってしまいそうだ。
ゴジラも配下相手とはいえ、先程ギドラと交わした約束もあって逆らってはいけないという条件の下、じっとそいつから視線を反らす事無く、しかし不愛想に吐き捨てた。

「……するならさっさとしろ、下郎め」
「のっけから酷いな~?お前さんの下の口はそうじゃないみたいだけど」

距離を詰められ、足裏にメトシェラの熱っぽい吐息が当たる。絶えない淫靡な匂いすらそいつにとっては欲情の対象だったようだ。
生暖かい感触が敏感な箇所を掠り、無意識にゴジラの体が強張る。やがて――――ずるり。太腿に自身の切っ先を這わされる。先走りの汁が垂れているためか、やけに湿った音が上がった。

「っ……!」

気持ち悪い。思わず頻りに閉ざした牙の隙間から微かな呻き声が上がる。けれど、幾ら躰を硬直させたところで焦らしを兼ねた陰湿な攻撃は止みそうにない。
ぐちゅり。今度は萎えかけている自身と重ねるように擦り合わされる。モノの脈動が裏筋を伝うのを感じた。

「っく…やめ…ろ…!いつまでこんな……」
「嫌がる素振りもそそるねぇ~?ますます興奮しちまうよ」

生理的に溢れ出た涙を堪えつつ幾ら相手を睨んでも効果はなく、寧ろ誘っていると錯覚させられるような手段でしかない。無理やり引き起こされる欲情にゴジラは耐えつつ、喉から唸り声を上げながらこの緩やかな拷問に耐えた。

 

―――うわぁ、何てねちっこい……あの様子じゃ、怪獣王サマはよっぽど憧れだったのね。

地味な外見ながら、ゴジラに対して憧れどころか犯したい程熱心な隠れファンもいたものだなと思うと、ラドンは羨望と呆れが混じった溜息を吐いた。そこへ

「なぁラドン、俺達もアレに混ぜてくれよ。これじゃあアイツの独壇場じゃねーか」

後ろから不意に飛んできた言葉で我に返り、ラドンは声をかけてきたタイタン達に目をやった。
振り向いた先では既に彼らは目の前の絡みを見て興奮したらしく、股座から生える男根がムクムクと勃ちかけている。

―――うーん…ご熱心な所をお相手させて大丈夫かしら。

別の場所から宴を見ているギドラの方に目配せすると、意を汲んだのかコクリと頷かれた。
どうやら前戯の最中でも飛び入りは可能らしい。ここはメトシェラと一時的な伴侶になったゴジラに頑張ってもらおうではないか。

「フフ…良いわよ。アンタ達の気の向くままに、元怪獣王をたっぷり甚振ってきなさい」

ラドンに促されたタイタン達は気前よく目を見合わせると、下卑た笑みを浮かばせながらゴジラに近づいて行った。
一方は彼の左に、もう一匹の片割れはその反対方向に座り込む。

「お、お前達…いつの間に……」

「怪獣王さん、お取込み中悪いけど俺らの相手もいいかな」
「野郎と犯るのは趣味じゃねぇけど、こっちも随分溜まっててさぁ~」

言葉が終わらないうちに、彼らはぶるん、と自らの業物を取り出した。下で絡み合っているタイタンとは違って半勃ちだったものの、ソレらの形状は螺旋を描いていたり、片方は嚢からにゅるんと出たかのような独特な形をしている。
触りたくない。それがゴジラの正直な感想だった。

「っ…そんな事は……」
「出来ねぇっていうのか?なーに、コレをシコるだけの簡単な仕事だよ」
「今更興醒めさせてくれんなよ。ホラ」

有無を言わさず手を取られ、無理やり交互に握らされる。掌でソレはドクドクと脈打っていて、固くも柔らかくもない奇妙な触感だった。
自分に差し出された下劣なモノを握り潰したい気持ちを抑えながら、ゴジラの両手は弱弱しくも確かにソレを前後に扱いていた。

「す、すげぇ…弱弱しいけど、あの怪獣王が俺らのサオシコってるよ」
「そうだな。ほら、そんなんじゃまだまだだぜ?もっと激しくしてくれよ」

「クッ……!」

口々に罵倒され、ゴジラは怒りを堪えるつつ目を瞑る。手の動きを速める事も忘れずに。その時二体が奉仕に応えてくれた事で自分を称賛するような言葉が聞こえてきたが、聞くつもりもなかった。
コレが終われば―――目の前にいるタイタン達全員を満足させられれば、女王に危害が加わる事が無くなる。そしてもしかすれば、反撃のチャンスが伺えるかもしれない。そう思っていた矢先に、秘部から違和感が立ち昇ってきた。

「っっ!?」

ゴジラの体がビクリと跳ね上がった。後孔を、メトシェラの長く熱い舌で舐られていた。時々舌先を尖らせて入り込めば、彼の口から牝の如し甲高い嬌声が上がる。

「や、やめろ…そこは…あふっ!あぁ!」

ぐちゅぐちゅと閉ざされた後孔を、熱気を帯びた器官で穿り返され舐め回され、舌先が敏感な箇所を掠めればくぱくぱと内壁が切なく蠢く。入り口を固く引き締めても何の効果も及ぼさない。寧ろ食い込んでくるだけだ。
こんなにもゴジラの肉孔が異物の侵入をいとも簡単に許してしまう理由は、ギドラからの凌辱による副産物――後孔への開発だった。若しくは元からそういった淫らな素質がゴジラの内に眠っていたのか、定かではない。
しかしどちらにせよ、今では少しでも刺激を与えれば自然と受け入れられるようにされ、時にはゴジラ自身に一切触れずに孔を幾度も穿ち続け、絶頂の海へ落とした事もある。最早牝以上に敏感な性器と言っても過言ではなかった。

「ふぅ…ァ、は………ひぅっ!」

ギドラほどではないが絶妙な舌技がゴジラの理性を翻弄し、時々入り口を甘噛みされたり鼻孔から漏れる息が嚢を掠ればまた違った嬌声が聴覚を満たす。
愛撫を繰り返している内、一切触れてもいないのに今や腹部へ反り返る程にそそり立ったゴジラ自身が、鈴口からびくびくと露を垂れ流し、今にも絶頂の兆しを示している。このまま達するのは時間の問題だった。

―――止せ、っ、それ以上、されたら…!

腹筋が戦慄き、成す術もなく顎を仰け反らせて恍惚に意識を手放そうとした時、突然舌がちゅるんと抜かれ、唐突に後孔への愛撫は終わった。

「っは……」
「自分だけ気持ち良くなっちゃ困るぜ…ゴジラさん。こっちはまだなんだからな」

込み上げる欲情に耐え切れなくなったのか、メトシェラが自分と覆いかぶさる様に顔を胸板に近づけていた。背びれが重みで軋み自身がやんわりと押しつぶされ、ぐちゃ。と後孔の入り口を何かが掠る。
異物の正体は言わずとも判っていた。挿入する気だ。

「待…っ、―――――!!」
「遅ぇよ。とっとと俺の番になれよ…!」
「ひ…っうぁああぁっああ!」

激痛の余り、思わず咆哮した。
それとは逆に日々の開発によりすっかり解きほぐされた後孔が、ズブズブと侵入してくるメトシェラの巨根によって押し広げられ、更に側面から生えているコブが肉襞を刺激する。痛い。気持ち悪い。早く終わってくれ。
やがて願いが通じたのか、今にも切っ先が前立腺に到達しようとした時、ようやく肉柱の蹂躙は止んだ。

 

 

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